マンCでの経験を武器に欧州で輝きを増す33歳 バルサを完封し...の画像はこちら >>

バルサを完封したオタメンディ photo/Getty Images

ベンフィカの守備を支える

ベンフィカとバルセロナが対戦したUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第2節は3-0でベンフィカが勝利した。バルサの攻撃陣を無失点に抑えたオタメンディは守備の中心として支えた。



3バックの中央でスタメン出場したオタメンディ。バルサの2トップであるメンフィス・デパイとルーク・デ・ヨングには仕事をさせなかった。

低い位置まで下がって前線へとかけ上がるデパイに対しては、相手に釣られず最終ラインを保ち続けることで対応。デ・ヨングには、フィジカルの強さで対抗してゴールを許さなかった。

早い時間での先制によって試合を優位に運んだベンフィカ。ボールポゼッション時には最後尾からパスを供給し、パス成功率は「96%」を記録。
ロングボールも6本中5本を通すなど、守備だけでなく攻撃のスタートとしても欠かせない存在であることを数字で示している(データは『SofaScore』より)。

昨季ルベン・ディアスがマンチェスター・シティへと移籍した穴を埋めるためにマンCから獲得したオタメンディ。プレミアの最前線で戦っていた男は、加入早々から攻守において存在感を発揮しており、ディフェンスリーダーとしてベンフィカを支えている。スペインやイングランドで培った経験をポルトガルで大いに武器と変えているようだ。