怪我人相次ぐ日本代表に朗報? 元10番中島翔哉が約2年と2ヵ...の画像はこちら >>

ポルティモンセで復調中の中島 photo/Getty Images

攻撃で違いを見せられるだろう

年が明け、2022年となり、ワールドカップイヤーとなった。日本代表はカタール大会への出場を目指してアジア最終予選を戦っており、1月27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦をそれぞれ、ホームで戦うことになっている。

特にサウジアラビアとはアウェイで敗戦を喫しており、ホームでリベンジしたい。

そんな日本代表だが、主力選手の怪我が相次いでいる。最終ラインでいえばキャプテンの吉田麻也が太ももを痛めチームでは離脱している。中国戦には間に合わないとの話もあり、復帰が待たれる。前線では三笘薫が足首を負傷し、次節セラン・ユナイテッドを欠場する見通しのようだ。こちらは長期での離脱といわれていないが、招集は難しいと考えるしかない。


このように以前まで主力だった選手を欠いて戦う必要のあるサムライブルーだが、森保一監督は以前までチームの主力だったアタッカーを再び招集するようだ。

ポルトガルメディア『SIC Noticias』は、ポルティモンセに所属する中島翔哉が今回の代表メンバーに選ばれることになったと報じている。

招集となれば2019年のベネズエラ戦以来の復帰となるわけだが、10番を付けていた過去を持つ中島の復帰は心強い。リーグ戦でのゴールはここまで1得点と多くはないが、ここのところ継続して出場機会を得ている。単独で違いを生み出せるドリブラーであり、三笘のように起用すればある程度の活躍は見込めるだろう。27歳と若く、今後代表の中心に添えるのも悪くない。


約2年と2ヵ月ぶりに代表復帰する可能性が高まってきた中島。カタール移籍で一気に影の薄くなってしまった同選手だが、再びポルトガルでコンディションを上げてきており、中国戦で輝かしい代表復帰戦となるのだろうか。