U-22日本代表にも招集される鈴木 photo/Getty Images
初ゴールは左足でのゴラッソ
今年の1月に清水エスパルスからフランスのストラスブールに期限付き移籍していたU-22日本代表のMF鈴木唯人。ベンチ入りこそは何度かあったものの、なかなか出場機会に恵まれない状況が続いていた。
ストラスブールが2-0でリードしている中、後半30分に途中出場した鈴木だったが、出場後すぐに失点を許してしまい、1点差に詰め寄られる難しい展開に。鈴木は、そんなチームの勝利を決定づける3点目を決めてみせた。後半終了間際にPA付近でボールを受けると、4人に囲まれながらも冷静にかわし、5人目のプレスがかかる前に左足一閃。リーグ・アンデビュー戦での初ゴールは、チームを救うダメ押しゴールという貴重なものになった。そんな鈴木の活躍を指揮官のフレデリック・アントネッティも絶賛している。
「みなさんは鈴木唯人を初めて知った。彼はどんどんよくなっていて、まだまだ成長する才能のある選手だ(クラブ公式Twitterより)」
デビュー戦とは思えない落ち着きのあるドリブルから決めたゴールで、指揮官にしっかりとアピールした鈴木。また、同僚で日本代表GKの川島永嗣も自身のInstagramにて「でっかい息子がようやくリーグアンデビュー戦からの初得点。自分のことのように嬉しい日!おめでとう!!そしてまだまだここから」と投稿しており、鈴木の初ゴールを祝福している。今年の6月までの期限付き移籍にはなるが、パリ五輪世代のエースはここからフランスで結果を残せるのか注目したい。