A代表でW杯を制してきたヴァラン photo/Getty Images
優勝へ求められる最強メンバー
2024年7月、フランスでパリ五輪が開催される。サッカーフランス代表が目指すのは、もちろん優勝だ。
これまで通り男子はU-23の世代が対象となるが、気になるのはオーバーエイジ枠の3名だ。優勝を狙うには実力者を迎えたいところだが、仏『L’Equipe』はGKウーゴ・ロリスとDFラファエル・ヴァランが興味を示していると伝えている。
両者は昨年のワールドカップ・カタール大会を最後にA代表からの引退を表明しているが、自国フランスでの五輪には関心があるようだ。ここで再びレ・ブルーのユニフォームに袖を通す可能性もゼロではないか。
さらにフランス最大の才能であるFWキリアン・ムバッペもパリ五輪参加を夢の1つに挙げており、ムバッペ参戦となれば注目度は爆発的に上昇するに違いない。ここはEURO2024との兼ね合いが気になるところだが、こちらも可能性はゼロではない。
今月21日からはパリ五輪の予選を兼ねたU-21欧州選手権が開催され、ここにはフランスも参戦している。メンバーにはリヨンDFカステロ・ルケバ(20)、ニースMFケフレン・テュラム(22)、ボルシアMG所属MFマヌ・コネ(22)、クリスタル・パレスMFミカエル・オリーズ(21)。
レンヌFWアルノー・カリムエンド(21)、リヨンFWラヤン・チェルキ(19)、モンペリエでリーグ戦19ゴールを挙げたFWエリー・ワヒ(20)など実力者が揃う。
ここに経験豊富なロリス、ヴァラン、ムバッペが加われば言うことなしの優勝候補となるが、フランスはパリ五輪優勝へどうオーバーエイジを揃えてくるか。