フランス&イングランドの実力が飛び抜けている? EURO20...の画像はこちら >>

安定感はフランスがNo.1か photo/Getty Images

開催国ドイツ、前回王者イタリアは評価が上がらず

EURO2024予選の各グループも折り返し地点といったところだが、現時点でのEURO2024優勝候補筆頭はどこになるのか。

やはり実力が飛び抜けているのは、フランス代表とイングランド代表だろうか。

英『Football365』はオッズで両チームが1番人気タイにあると取り上げており、今のところフランスとイングランドの人気が同程度となっているようだ。

予選でグループBに入っているフランスは、5試合を消化して未だ失点がない。安定した守備が大きな武器となっており、監督ディディエ・デシャンの哲学もチームに浸透している。昨年のワールドカップ・カタール大会でも準優勝の成績を収めているように、実力と経験値は圧倒的だ。

そのフランスとタレント勝負を挑める数少ないチームの1つがイングランドだ。フランスに比べると守備陣の顔ぶれは劣るが、中盤から前線は申し分ない。
ハリー・ケイン、ブカヨ・サカ、ジュード・ベリンガム、フィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュ、ジェイムズ・マディソンなど、フィニッシャーからチャンスメイカーまで豊富にタレントが揃う。

予選でグループCに入っているイングランドは、5試合を戦って今大会トップとなる16ゴールを奪っている。この得点力は驚異的で、ここはフランスにも引けを取らない。両チームは昨年のワールドカップ・カタール大会・ベスト8で顔を合わせており、その際もどちらに転んでもおかしくない激闘を演じている。最終的にはフランスが2-1で勝利したが、イングランドがフランスの倍となる16本のシュートを放つなど、イングランドが勝利しても不思議はない展開だった。両チームがEURO2024で再び顔を合わせるとなれば、それが事実上のファイナルと言えるのではないか。


安定感では、今予選5試合を戦って15ゴール0失点のポルトガル代表もタレント揃いだ。ポルトガルの場合はグループJでスロバキア、ルクセンブルク、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アイスランド、リヒテンシュタインと同居しており、イタリアやオランダと同居するイングランドとフランスに比べると比較的楽なグループに入った印象が強い。それが得失点差に影響しているところもあるだろう。

とはいえ、ミランFWラファエル・レオンやマンチェスター・ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデスなどタレントは豪華だ。サウジアラビアのアル・ナスルでプレイするFWクリスティアーノ・ロナウドをどこまで引っ張るかは難しい問題だが、戦力的にはイングランド&フランスとも互角に戦える。

開催国ながら全く調子の上がらないドイツ、若手を中心にチームを作り上げている最中のスペイン、電撃的な監督交代のあった前回王者イタリア、黄金世代が終焉を迎えつつあるベルギーなど、その他の強豪国はやや完成度が劣る印象だ。


順当ならばフランスとイングランドが有力となりそうだが、来夏欧州の頂点に立つのはどこか。