リヴァプールMF遠藤航が指揮官に感謝 「インタビューで言って...の画像はこちら >>

リヴァプールの遠藤航 photo/Getty Images

少ない出場時間でも存在感発揮

プレミアリーグで首位を快走するリヴァプールにあって、日本代表MF遠藤航は試合終了間際に途中出場して守備固めを行うクローザーの役割を担っている。今季のプレミアリーグでの出場時間はわずか20分にとどまっているが、その中でも同選手は存在感を放ち、チームに貢献している。



11月24日に行われたプレミアリーグ第12節サウサンプトンでも遠藤は89分に投入され、アディショナルタイムを含めて10分程度の出場時間だったものの、試合後リヴァプールのアルネ・スロット監督は、「彼は10分しかプレイしなかったが、その10分の間でたくさんボールを奪い、奮闘することでチームにとって重要な存在になっていた。ああいうプレイこそがチームを強くするし、我々が求めているものだ」と遠藤の働きぶりを称賛した。

また、スロット監督は遠藤がチームに欠かせない存在であることを本人にも伝えていたようだ。遠藤は講談社の運営するポッドキャスト『RED MACHINE - The WATARU ENDO PODCAST』に出演した際に、スロット監督と自身の起用法について話したことを明かし、指揮官に対する感謝の言葉を述べている。

「監督はインタビューで言っていたのと同じことを話してくれた。それはあの瞬間の僕に必要なことだった。僕が常にピッチ上で一生懸命働いていることを分かってくれていて嬉しい」

「リヴァプールでプレイするのは簡単ではない。監督は、『我々は全ての選手を必要としている』と言っていた」

ユルゲン・クロップ前監督のもとでレギュラーとして活躍した昨季と比べれば、現在の状況が遠藤にとって納得の行かないものであることは間違いないだろう。しかし、その一方で同選手がリヴァプールの中で貴重な戦力として評価されていることも確かなようだ。


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