レアルで躍動するベリンガム photo/Getty Images
すでにチームをまとめるリーダーの1人
今季序盤は思うようにゴールに絡めない難しい時間を過ごしたが、再びレアル・マドリードでMFジュード・ベリンガムが躍動している。
ベリンガムの特長は、『何でも出来ること』だろう。
中盤からゴール前に進入して得点を奪うこともでき、懸命にプレスバックしてボールを奪うこともできる。そして何より、21歳とは思えぬリーダーシップを持ち合わせている。これこそベリンガムが普通の若手ではない最大の理由だ。
チームにはDFダニエル・カルバハル、GKティボー・クルトワ、MFルカ・モドリッチなど経験豊富な選手は他にもいる。彼らもリーダーの1人ではあるが、スペイン『SPORT』はベリンガムこそ白い巨人が長年探し求めていたリーダーだと称賛する。
同メディアは「ベリンガムは21歳の若さにも関わらず、常にチームの模範であり、どんな状況でもチームメイトを助けるべく動いている」と評価していて、セルヒオ・ラモス以来となるピッチ上のリーダーと表現している。ラモスとはタイプが異なる選手ではあるものの、強烈なリーダーシップとカリスマ性を備えている点は似ているか。
今後もレアル、そしてイングランド代表でもリーダーとなっていくはずで、イングランド代表に待望のタイトルをもたらすのはベリンガムかもしれない。レアルとイングランド代表でどこまでタイトルを増やしていくのか楽しみな選手だ。
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