ピットブルのUFC参戦なるか注目される photo/Getty Images
17年続いたBellatorが事実上消滅
総合格闘技団体であるPFLは、大会形式の変更に合わせて『Bellator』ブランドの終了を発表した。
これにより2008年から行われてきた総合格闘技の興行Bellator MMAが事実上消滅することとなる。
事の経緯は、2023年 11月にPFLがBellator MMAを買収したことから始まる。2024年9月までは大会が運営されていたものの、それ以降予定されていた大会が中止に。同年11月にはPFL以外の大会名称をROAD TO DUBAIに変更することが発表されていた。そしてこの度のPFLの声明により、Bellatorの名前の消滅が決定的となってしまった。
なお、Bellatorに所属していたファイターたちはPFLに吸収される。Bellatorのトップファイターだったパトリシオ・ピットブル・フレイレは、兼ねてからPFLのファイターへの扱いに対し不満を口にしており、契約解除を申し出ていた。そしてPFLは、フレイレの契約解除も決定していた。
そのフレイレはUFCへの参戦を希望しており、それが今後、実現するかが注目される。
またPFLは、4月から8階級、各階級8人のファイターが参加するトーナメント戦を行う。トーナメント優勝者には、賞金50万ドルが支払われる。日本ではU-NEXTで配信される予定だ。