戦績は17戦15勝10KO1敗1分の寿以輝 (写真:本人インスタグラムより)
再起戦
元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎の次男で、東洋太平洋スーパーバンタム級14位の辰吉寿以輝の再起戦が決定した。
6月7日にエディオンアリーナ大阪にて、フィリピンバンタム級12位アリエル・アンティマロと対戦する。
寿以輝は昨年12月に東洋太平洋のタイトルに初挑戦し、王者・中嶋一輝に2回TKO負けを喫していた。それ以来、6カ月ぶりのリングに上がることになる。
中嶋との戦いについては、寿以輝の記憶の中で倒された瞬間だけが空白になっている。負けた実感もないという。彼は今回アンティマロ戦以降に、その中嶋へのリベンジも目標にしていることを明かした。
そして例え、今後中嶋が東洋太平洋の王者から陥落したとしても、一度負けた相手にリベンジする気持ちが強くあり、タイトルマッチでなくても再戦を熱望していることも口にした。
中嶋もサウスポーであるが、6月対戦のアンティマロもサウスポー。寿以輝は喧嘩四つの間合いが苦手という声もある中、「そうじゃないところを見せたい。これでイマイチなら苦手だと認める」と冗談を混じりに意気込みを語った。
果たして再起戦でサウスポー相手にも華麗なボクシングを展開し、勝利を手にすることができるのか注目だ。