ライプツィヒで躍動するX・シモンズ photo/Getty Images
進展はあるが
シャビ・シモンズがバルセロナへの復帰を望んでいるという。ジャーナリストのカルロス・モンフォールによれば、すでにスポーツディレクターのデコが同選手の代理人と面会し、復帰に向けた初期交渉を行ったとのことである。
シモンズはかつてラ・マシアに所属していた経歴を持ち、バルサに対する思い入れが強いことで知られる。しかし、昨季、公式戦33試合に出場して11得点8アシストと結果を残している同選手の移籍には相応の資金が必要とされ、バルサが直面する財政的制約が交渉の最大の障壁となっている。
バルセロナは中盤から前線にかけての柔軟性を持つ選手を求めており、シモンズの復帰は理にかなう補強ともいえる。ただし、財政難の続くクラブがこの移籍を実現させるには、売却益の確保や給与総額の調整など、複数のハードルを乗り越える必要がある。
プレミアリーグの複数クラブからも関心が寄せられており、シモンズの次なるステップがどこになるのか注目が集まっている。