バーンリーのジェイムズ・トラフォード photo/Getty Images
GKの世代交代を目指すが
昨季のプレミアリーグでは何とか5位に滑り込み、新シーズンのCL出場権を獲得したニューカッスル。クラブ買収後からは2度目の欧州カップ戦挑戦となる。
そんなニューカッスルだが、今夏の移籍市場では思うように補強を進められていない。ノッティンガム・フォレストからアンソニー・エランガを獲得したものの、彼に続く選手がいないのが現状だ。
今夏のニューカッスルはGKの世代交代を目指しており、ニック・ポープに代わる新たな守護神を探している。ターゲットはバーンリーのジェイムズ・トラフォードで、22歳と非常に若いGKだ。
しかし、この移籍に横槍を入れようとしているクラブがいる。それがトラフォードの古巣であるマンチェスター・シティだ。彼らはトラフォードの買戻し条項を保有しており、4000万ポンド(約79億円)で再獲得することができる。
シティは守護神であるエデルソンに移籍の可能性があり、彼の後釜として獲得を検討している。
今夏のニューカッスルは今回のトラフォードのように他クラブに横槍を入れられ、ターゲットをハイジャックされることが多い。
チェルシーに移籍したジョアン・ペドロ、マンチェスター・ユナイテッド行きが濃厚となっているブライアン・エンベウモはどちらもニューカッスルのターゲットだった。
前線ではフランクフルトのウーゴ・エキティケがターゲットだが、リヴァプールが獲得に関心を寄せており、本人もリヴァプール行きを希望していると報じられている。
クラブ買収後は力をつけ、昨季はカラバオカップを制したニューカッスルだが、そういった補強面での影響力はまだまだBIG6には届かないということなのだろうか。