バーンリーでプレイするトラッフォードPhoto/Getty Images
移籍が一気に現実味
マンチェスター・シティが、今夏の移籍市場でバーンリー所属のGKジェームズ・トラッフォードを買い戻す可能性が浮上している。『The Athletic』などの報道によれば、シティは既にバーンリーとの間で初期的な接触を済ませており、交渉の焦点は買い戻し条項で設定された4000万ポンドよりも安価な金額設定に移っているという。
ただしこの取引は、現所属GKのうちどちらか一人が退団する場合に限られる。候補として名前が挙がっているのは、守護神エデルソンとセカンドGKシュテファン・オルテガの両名。シティ側は今後の展開次第でトラッフォードの復帰を現実のものとする構えである。
22歳のトラッフォードはシティ下部組織出身で、2023-24シーズンにバーンリーへ完全移籍。しかしその後も成長を続けており、ニューカッスルも強い関心を寄せていたが、シティの買い戻し条項が障壁となり、交渉は停滞していると伝えられている。
エデルソンかオルテガの去就が動けば、トラッフォードの復帰は一気に現実味を帯びる。シティが生え抜きGKを再び自軍に呼び戻すのか、その行方が注目される。