大敗を喫したテン・ハーグ監督 Photo/Getty Images
カテゴリーが違うチームに敗北
エリック・テン・ハーグ新監督が率いるバイエル・レヴァークーゼンが、プレシーズン初戦で思わぬ大敗を喫した。対戦相手はフラメンゴのU−20チーム。
実力差が出るはずの一戦で逆に翻弄された形となったが、テン・ハーグは試合後も冷静だった。『BILD』によれば「この結果は確かに悪く見えるかもしれないが、プレシーズンの結果なんて正直どうでもいい」と吐き捨てたという。
さらに、「我々は決して負けてはならない」と語りつつも、「今日もっとも重要だったのは選手を失わないことだった」と語り、フィジカル面の無事を優先事項に据えていたことを強調した。
プレシーズンの結果に過剰反応しない姿勢を貫いたが、新体制初戦での5失点はクラブやファンに少なからぬ動揺を与えたはずだ。果たしてテン・ハーグの理想と現実がどのように擦り合わされていくのか、今後の立て直しに注目が集まる。