アウグスブルクの指揮官に就任したヴァーグナー photo/Getty Images
37歳での挑戦
2020年に現役を退いて以降、すぐに指導者の道に進んだのが元ドイツ代表FWザンドロ・ヴァーグナーだ。
現役時代には遅咲きながらバイエルンでもプレイした大型FWだったヴァーグナー。
そして今夏より、ヴァーグナーはドイツ1部アウグスブルクの指揮官に就任した。37歳で初のブンデスリーガ1部での指揮となり、ヴァーグナーには将来のドイツ代表監督候補との声もある。アウグスブルクでどんな手腕を発揮してくれるのか楽しみにしている人も多いだろう。
独『Sport Bild』は早くもヴァーグナーが独自のカラーを打ち出していると伝えており、まずは選手全員にIpadが支給されたという。ロッカーを開けたらIpadが置いてあったそうで、ヴァーグナーは自身の指示を効率よく伝達するためにタブレットを使用しているようだ。
試合やトレーニングセッションを録画した映像がIpadで共有されるそうで、実に現代的なコーチングと言えるか。ドローンでの練習撮影もおこなっているようで、ヴァーグナーがどう戦術を落とし込んでくるのか楽しみだ。
サポーターの期待も高く、練習を視察に来る観客の数も増えているのだとか。果たしてヴァーグナーは青年指揮官としてブレイクできるのか。アウグスブルクでの大きなチャレンジが始まる。