アル・ナスルのラポルト photo/Getty Images
週給39万ポンドとはお別れだ
中東に向かったスペイン代表の守備者が欧州復帰を目指している。
移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、アル・ナスルに所属するスペイン代表DFアイメリック・ラポルトのアスレティック・ビルバオ復帰の可能性を報じた。
5月で31歳となったラポルトはアスレティック・ビルバオで評価を高め、2018年にマンチェスター・シティが5700万ポンドの契約解除金を支払って引き抜いた。左利きのCBで、ビルドアップでは長短の正確なパスで組み立てをサポートし、攻撃面では189cmの長身を生かしてセットプレイで存在感を発揮していた。
現在のアル・ナスルには2023年から在籍しており、加入から現在まで69試合に出場して9ゴール1アシストを記録している。
ロマーノ氏によると、アスレティック・ビルバオがラポルト獲得に向けてアル・ナスルに最初のオファーを提示したようだ。ラポルトはアル・ナスルで構想外となっており、本人も移籍に前向きな姿勢を示している。
ただ、ラポルトは現在週給39万ポンドの高給を受け取っており、アスレティック・ビルバオに復帰するには、大幅な減給を受け入れる必要がある。