ATに値千金の同点弾を叩き込んだブロビー Photo/Getty Images
後半ATの得点がもっとも多いチームでもある
プレミアリーグ第11節、昇格組サンダーランドは首位アーセナルをホームに迎え、後半ATの劇的な同点弾でアーセナルの連勝記録、および連続無失点記録を断ち切ってみせた。スコアは2-2となり、アーセナルは今季初めて複数失点を喫した。
英『BBC』は、サンダーランドの印象的な統計についてまとめている。今試合のブライアン・ブロビーのゴールは、2024年9月のマンチェスター・シティ戦のジョン・ストーンズのゴール以来の、アーセナルが90分以降に結果を覆されるゴールを浴びたケースとなった。また、前半に記録したダニエル・バラードのゴールは、アーセナルの8試合連続の無失点記録を終わらせるゴールとなったが、時間にして実に812分ぶりの失点だ。
また、アーセナルが昇格組に勝てなかったのは2023年5月以来で、昇格組に対する14連勝がストップしている。
アーセナル以外にも目を向けると、ブロビーの後半ATのゴールはサンダーランドが90分以降に決めた今季5点目のゴールだ。内訳は8月のウェストハム戦とブレントフォード戦、10月のウルブズ戦とチェルシー戦、そして今回のアーセナル戦となる。サンダーランドは今季、90分以降にもっとも多くゴールを決めたチームであるという。
まさに諦めないチームスピリットを表すデータだが、勝利への執念は別のところにも表れている。今回アーセナルをホームに迎えるにあたって、ピッチ脇の広告看板を意図的に内側に移動したと同メディアは報じている。理由はもちろん、アーセナルの強力な武器の1つであるロングスローを封じるためだ。それは本当かと試合後に問われたレジス・ル・ブリ監督は「試合に勝つための細部を探ろうとした」のだと答えている。
元アーセナルFWのセオ・ウォルコット氏は、『Match of the Day』で一丸となって勝利を掴もうとしたサンダーランドを称賛した。
「彼らはよく組織化されていて、90分間その状態を維持できるとは思わなかった。サンダーランドがこのリーグで好成績を収めているのには理由がある。スタジアム・オブ・ライトはサッカーをするのに決して楽な場所ではない。今季、ガブリエウ(・マガリャンイス)とウィリアム・サリバがこれほど動揺しているのを見るのは初めてだ」
連勝を重ねていた首位アーセナルですらも攻略できなかったサンダーランド。彼らが今季の台風の目であることは、どうやら間違いないようだ。

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