ソン・フンミンやイ・ガンインらがいるも…… 韓国と同組になっ...の画像はこちら >>

南アフリカ代表を率いるヒューゴ・ブロース監督 photo/Getty Images

2010年大会以来の出場となる南アフリカ

現地時間5日に2026年北中米ワールドカップの組み合わせ抽選会が行われ、11大会連続12回目の出場となる韓国は、開催国のメキシコ、南アフリカ、そしてデンマーク、北マケドニア、チェコ、アイルランドによる欧州プレイオフの勝者と同組のグループAに入った。今回のこの抽選結果に韓国国内でも様々な意見が見受けられる中、韓国では現在、とある監督の発言が話題となっている。



それは同じグループの南アフリカ代表の指揮官、ヒューゴ・ブロース監督の抽選会後に語ったコメントだ。韓国メディア『OSEN』によれば、ブロース監督は抽選会後、グループで対戦する韓国について「最高レベルではないがとても良いチームだ。スター選手が多いチームではないが対戦するのはとても難しいチームだ」とコメント。「完全に予測できない相手」とし「韓国についてちゃんと知るためには数ヶ月必要だ」と予測するのは難しいことを改めて強調した。

そして韓国の選手に対する評価を尋ねられると「申し訳ないが韓国の選手をよく知らない。これから多くの試合を分析するだろうから4ヶ月後にまた聞いてみてほしい」と語っていた。同メディアは「衝撃の発言だ」と報じ、別の記事では「興味深いところはブロース監督の『正直さ』だった。ありふれた慣例的なコメントの代わりに素直さを選んだ」と報じていた。

韓国にはソン・フンミンやイ・ガンインら欧州でプレイする選手も複数いるが、南アフリカはその韓国とはW杯本戦どころかA代表の試合で1度も対戦したことがないという。韓国と南アフリカはグループ3戦目で対戦するが、3戦目はどの国も突破を賭けた緊迫した試合展開になることから、特に情報が少ない韓国についてブロース監督は警戒しているようだ。このことから「ブロース監督が最初から韓国に対して警戒心を示したのは偶然ではない。韓国のアイデンティティと競技力が彼に与えた印象は『簡単に見るチームではない』という結論に至った」と記した。

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