25-26シーズンはバルセロナの優勝となったラ・リーガ Photo/Getty Images
選手の疲労が心配だが
ラ・リーガの2026-27シーズン開幕日を巡る議論に決着がついたようだ。スペインの裁判所はラ・リーガ側の主張を支持し、新シーズンは当初予定通り8月15日から16日の週末に開幕することが決定した。
選手会(AFE)は開幕を1週間遅らせるよう求めていたが、その訴えは認められなかった。選手会は、2026 FIFAワールドカップの影響でオフシーズンが短縮されるなか、選手の健康面への配慮が不足していると主張。十分なプレシーズン期間を確保できず、経済的利益が選手のコンディション管理より優先されているとの見解を示していた。『MARCA』が報じている。
また選手会は、スペインサッカー連盟(RFEF)がラ・リーガ側を支持したことにも不満を示している。選手会は、スペイン代表選手たちが国際舞台で連盟を代表して戦っているにもかかわらず、選手側の立場が十分に考慮されなかったと考えているようだ。
一方、ラ・リーガ側は今回の判断を歓迎している。リーグ関係者は「この日程は大会運営の安定性を保ちながら、クラブと選手双方の権利を守る現実的な解決策だった」と説明している。
また、リーグ側は選手の健康を軽視しているとの批判も否定。「2026年ワールドカップは従来大会より開催期間が約30%長く、例年以上に過密なスケジュールとなる。その中でも休暇期間やプレシーズン期間は適切に確保されている」と主張した。
さらに、ワールドカップでベスト8以上に進出した選手を抱えるクラブについては特別措置も用意されるという。
ラ・リーガは今回のスケジュールによってシーズン中のミッドウィーク開催を減らすことができ、結果的に選手の負担軽減につながると説明している。
また、AFEが要望していたセグンダ・ディビシオン(2部リーグ)の早期終了案についても、ラ・リーガは否定的な立場を示した。1部リーグ終了後の時期は2部リーグの昇格争いに注目が集まり、高い視聴率を記録していることから、現行日程の維持が望ましいと判断している。
これにより、2026-27シーズンのラ・リーガは予定通り8月15日開幕となることが正式に決定。ワールドカップイヤー特有の過密日程のなか、選手のコンディション管理とリーグ運営のバランスが今後も注目を集めそうだ。

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