
ATP(男子プロテニス協会)は10月28日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週から3つ順位を下げて11位となった。
錦織は先週、右肘の痛みの完治を目指すため手術を行ったことを公表。今週開催の「ATP1000 パリ」や11月に行われる「デビスカップ」も欠場することとなった。自身の公式アプリには「12月にオフシーズンのトレーニングを予定通りに開始することが目標です」というコメントを掲載している。
一方、前週「ATP500 ウィーン」でベスト4に進出した23歳マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)は、前週から2つ順位を上げて世界9位に。自身初のトップ10入りを果たした。なお、ATP公式サイトによると、今シーズンに初めてトップ10入りした男子選手はベレッティーニが6人目。
また、前週「ATP500 バーゼル」で自身今シーズン4度目の決勝進出を果たした20歳アレックス・デミノー(オーストラリア)は、一気に順位を10上げて世界18位に。これまでのキャリアハイを更新した。
日本勢では、前週オーストラリアで開催された下部大会でベスト8入りした内山靖崇(日本/北日本物産)が、順位を1つ上げて世界86位となった。前週に自身初のトップ100入りを果たした内山は、さらにキャリアハイを更新した。
このほかの日本勢は、西岡良仁(日本/ミキハウス)が前週から4つ下げて72位に。杉田祐一(日本/三菱電機)は1つ下げて108位、ダニエル太郎(日本/エイブル)は前週から変わらず110位と続いている。