スペインの若き才能のプレースタイルは、ナダルではなくフェデラー寄り

スペインの若き才能のプレースタイルは、ナダルではなくフェデラー寄り

16歳で世界406位のカルロス・アルカラス(スペイン)。若い頃から結果を出したスペイン人テニス選手というと、ラファエル・ナダル(スペイン)を誰もが想像するが、ATP(男子プロテニス協会)によると、アルカラスのプレースタイルはロジャー・フェデラー(スイス)に近いという。

アルカラスは、現在開催中の「ATP500 リオデジャネイロ」(ブラジル・リオデジャネイロ/2月17日~23日/クレーコート)男子シングルス1回戦で、同郷の世界41位アルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)を7-6(2)、4-6、7-6(2)で撃破。試合時間3時間36分、終了したのは現地午前3時をまわるタフな戦いのなかで、記念すべきツアー本戦初勝利を飾った。また2003年生まれの選手としては、初のツアーレベルでの勝利となっている。


そのアルカラスは自身のプレースタイルについてこう語っている。


「僕はアグレッシブでウィナーを量産するプレーが好きだ。僕のプレースタイルは程度の差はあれ、フェデラーのようだと思う。アグレッシブにネットに出て、ドロップショットもたくさん打つんだ」


またアルカラスのコーチを務める元世界1位のフアン カルロス・フェレロ(スペイン)は「彼はまだ16歳で、世界を旅し始めたばかり。彼のレベル、スピード、身体能力は日に日に良くなっているから、将来的に最高の一人になれると思う」と絶賛している。


スペインは世界2位のナダルや世界12位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)をはじめ、男子トップ100に10人がいるテニス大国。だがその内6人が30代以上のベテランだ。


昨年ヤニク・シンネル(イタリア)が世界500位台だった年始からどんどん成長し、年末には世界78位にまで上がってきたように、近いうちにアルカラスが上がってきて、若手不足のスペインを救うかもしれない。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年9月のアルカラス
(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)

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