
俳優の伊勢谷友介が大麻取締法違反(所持)の容疑で警視庁に逮捕されたことの背景に、「親交ある政治活動家への捜査を狙う動きがあるのではないか」と語る警視庁担当記者がいる。
伊勢谷は9月8日、警視庁組織犯罪対策5課に、東京・目黒区の自宅で現行犯逮捕。自宅のリビングから大麻4袋(約20.3グラム)が発見されたというが、記者がその捜査と思われる話を聞いたのは6月のことだという。
「ある警察関係者から、8月下旬か9月上旬の逮捕を目指して芸能人の薬物捜査があるって聞いていたんです。誰かは明かしてもらえなかったんですが、薬物をやっていると長く囁かれてきた男性だと。だから、まさに伊勢谷が当てはまるんですが、そのとき聞いたのは、その芸能人は捜査の本命というより、入手ルート解明のために泳がされてきたって言うんです。長年、その芸能人のおかげで大麻人脈が分かったところがあって、その先には政治活動家もいるんだとか」
この話が事実であれば、伊勢谷が長年、大麻使用を囁かれながら警察が動いてこなかった理由になる。なにしろ元週刊文春の記者、中村竜太郎氏は情報番組で「伊勢谷は20年前から警察にマークされていた」と語っているほどだ。思い返せば、伊勢谷は有名女性との交際でも、相手女性を気遣わずに交際を隠さずにこれ見よがしに行動するタイプで知られ、大麻においてはツイッターで堂々、使用に賛成と見られる発言もしていた。