
映画「えんとつ町のプペル」やオンラインサロンなど、今何かと話題のキングコング・西野亮廣が、所属する吉本興業を退社した。様々な大物タレントの退所が相次ぐが、その理由は一体なんなのだろうか。
西野は27日、Twitterで「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています。 くれぐれも『トラブルが原因』とかじゃないっす!」と退所の意向をほのめかした。その3時間後には、「とりあえず吉本興業には『今の形を改めないと辞めます』という話をさせていただきました」「オラオラした感じでは言ってなくて、『この状態だとお互い得をしないよね』という、ものすごく落ち着いた話し合いです」と報告したが、退社が決定した。
現在西野は、映画制作、オンラインサロン、Youtubeなど、吉本興業から割り振られる仕事以外での活躍が目立っている。ネット上では、「確かに吉本にいる意味なさそう」「西野さんが自分で取ってきた仕事も吉本に何割か取られてるのかな?」「まだ吉本だったことに驚いた」「逆にお互いが得をする関係ってなんだろう?」「サロンも吉本芸人だからギリギリ成立してる気もする」「漫才は?しなくなるのはどうなんだろ」など様々な意見が上がっている。
昨年末、キングコングの後輩にあたるオリエンタルラジオが吉本興業の退所を発表して世間を騒がせた。これについて中田敦彦は、「テレビや劇場の仕事が減り、事務所との接点が少なくなっていったため」と説明。藤森慎吾も、「悩みに悩んだんですけど、最終的には相方と一緒にいた方が楽しいだろうなと思って」と語っている。他にも意外なところでは、ハリセンボン・近藤春菜や天竺鼠・川原克己らが、事務所と対等な関係性のエージェント契約に移行している。