1億円出せば、ほとんどの場所や国でかなり素晴らしい家を得られるはずだ。しかしこの"豪邸"にはまず、駐車する場所が必要だ。そう、それは約1億4千万円の価格で市場に登場した、最高水準の技術を備えたキャンピングカーなのだ。
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■ハイテクの贅を極めた"動く豪邸"
これは1970年代に退職者がこぞって購入したキャンピングカーとは全く種を異にする。今までのキャンピングカーはただ、ドライブ中に車中で眠れるだけであったが、これはニューヨーカー達の避暑地として有名なハンプトンの邸宅よりももっと豪華なのである。このキャンピングカーには、ピアノ、運動用にトレッドミル、日焼け用ベッド、レコーディングスタジオ(ミュージシャンタイプ用)、そして暖炉まで付いている。
デラックスなこれらのキャンピングカーは、8台のサムスン製LED液晶フラットスクリーンを備え、そして運転席付近も2台のフラットスクリーン付きに改造されている。
キャンピングカーの中には、自動の飲料用ディスペンサー、天井に付けられたLED照明システムと共に最新式のシャワーも付いている。
この巨大な家を搭載した車はガソリン1ガロンで8マイル(約3.5km/L)の走行距離で、燃費のよい自動車とは言えない。しかし、1億円をキャンピングカーにつぎ込む人にとって、ガソリンの価格はさほど問題ではないであろう。