佐世保と酷似!? 親友が死ぬ姿を観察した16歳少女、ゾッとする発言に国民が震えた殺人事件=豪

佐世保と酷似!? 親友が死ぬ姿を観察した16歳少女、ゾッとする発言に国民が震えた殺人事件=豪
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 日本中を震撼させた佐世保女子高生殺害事件から、はや半月がたつ。凄惨な事件の犯人である15歳の少女は、詫びることなく「人を殺したいという欲求を持っていた」と供述したことがメディアでも大きく取り上げられ、話題となった。

 複雑な家庭環境が遠因ではないかと報じるメディアが多いが、もともと少女はサイコパスなのではないか? という声もある。一般的に、サイコパスとは、無慈悲で良心と共感が欠如している「反社会性人格障害」のことを指し、猟奇殺人にはしりやすいとされている。

【画像はコチラ→http://tocana.jp/2014/08/post_4619.html】

■16歳少女2人が15歳を殺した「エリザ殺害事件」

 2006年6月18日。オーストラリア第四の都市である西オーストラリア州パースから200キロ離れた鉱山の町コリーで、15歳のエリザ・ジェーン・デイヴィスが、16歳の少女2人に殺害されるという事件が発生した。3人は仲の良い友人で、加害者の少女たちは、憎しみや恨みからエリザを殺したわけではなく、「ただ単に殺したかったから殺した」と供述。

 罪悪感はこれっぽっちもなく、同国メディアは「悪魔のような少女たちだ」とこぞって報じた。加害者の少女たちは18歳未満だったため、少年法が適用されず、一定の報道規制が敷かれ、名前も顔写真も非公開だったが、「二度とこのような事件が起こらないように」とメディアはできる限りの報道を行った。

 仲の良い友達だったエリザを殺害した少女たちの動機は、佐世保女子高校同級生殺害事件加害者少女の動機とよく似ているように見受けられる。エリザ殺しの少女たちは、一体、どのような気持ちで殺人を行ったのだろうか----?

 複数の豪メディアによると、エリザと加害者の少女2人は、殺人事件が起こる前夜、地元で開催されたパーティーに繰り出したとのこと。3人はそこでまわされていたドラッグ、メタンフェタミン(覚せい剤)に手を出したが、軽く摂取する程度だった。また、ほかの参加者によって、楽しそうにダンスする姿が写真に撮られていることから、決して錯乱した状態ではなかったことがわかっている。

■殺しちゃおうか

 その後、3人は加害者少女のうちの1人の家に帰り、エリザは"お泊り"をした。翌朝、エリザよりも先に目を覚ました加害者2人は、どちらからともなく「殺しちゃおうか」と言い出し、どうやって殺すか相談。エリザが起きるのを待ってから、捨ててもいいような着古した服に着替えた。そして、少女の部屋で卒業アルバムを見ていたエリザの背後に忍び寄り、1人がスピーカーのコードを首に二重に巻き、力いっぱい締めあげた。もう1人はエリザが暴れないようにするため、化学物質を滲みこませた布をエリザの口に押し当てた。

 エリザが息絶えると、2人は遺体を階段から突き落としながら移動させ、家の下に40センチほどの穴を掘り、「ここがエリザの墓」と横たえ、砂をパラパラとかけた状態で遺棄した。そして、警察に「エリザがいなくなった。心配」と通報し、エリザの母親と一緒に何食わぬ顔でエリザを探すふりをした。しかし、2人ともバレるのは時間の問題だと思い、数日後、別々の警察署に出向いてエリザ殺しを自首した。

■警察も困惑した少女たちの自供

 警察の調べに対して、少女たちは仲の良い友達を殺害した理由を、「殺したかったから殺したの。説明するのは難しいわ」「悪いことだって分かってるわよ。でも、悪いことだって感じなかったの」と説明。少女たちに自責の念はまったくなく、被害者や遺族に対する謝罪の言葉もなかった。

 主犯格の少女は「人の死に強い興味を持って」おり、「その準備練習的な感じで子猫を殺していた」とも供述。子猫は切り裂いて殺したが、「エリザは友達だから、苦しみながら死んで欲しくなかった。綺麗に一瞬のうちに殺したかった」ため絞殺したとも明かした。

■エリザが死ぬまでの感情の変化を観察

 2人はエリザを殺している間とても冷静で、彼女がどのようにして死んでいくのかを観察。「エリザはだんだん息ができなくなったけど、わたしたちは止めなかった」「エリザはね、最初、"ファック!なにするのよ!"って叫びながら抵抗した。"あんたたち狂ってるわ! どうかしてる!(頭がおかしい)サイコよ!"って叫んでいたわ」と言い、最初は怒っていたエリザが次に怖がり、自分は死ぬのだと気づき、絶望するという感情の変化をじっくりと観察したとも供述した。

 警察によると、主犯格である少女は、「不幸な生い立ちで麻薬にも平気で手を出す自暴自棄な性格。感情をコントロールすることが下手で、キレやすく、激怒すると何をしでかすか分からない怖い子」。もう1人の少女は、「10歳になるまでに父親と母親を相次いで亡くしており、精神的に弱く、感化されやすい"すきだらけ"の子」だと発表。

 主犯格の少女は、事件よりかなり前から人の死に強い興味を抱いており、もう1人の少女に「誰かを殺したい」と打ち明けていたことも明かした。人殺しに憧れを抱くようになった2人は、妄想するうちにエリザを殺すべきだと確信。「人を殺してそのままで済むとは思っていなかった。絶対に捕まるって知ってたわ。でも、それでも殺す価値があると思ったの」と、うっとりした顔で語る少女たちに、警察も弁護士も、「彼女たちの気持ちを理解することは不可能だ」とため息をついた。

■15年で仮釈放される可能性?

 2007年4月23日にパース少年裁判所で行われた裁判で、少女2人は無表情ながらも自分の罪を認めた。検察官は、少女たちが、「もしエリザが別の死に方をしたら、絶対に嫌だと思った。だから自分たちで殺した」と供述したとも説明。「この事件は理解しがたい事件だ」と裁判官に訴えた。その上で、事件の前夜、少女たちはメタンフェタミンを摂取していたが、犯行当時には薬は抜けており、善悪の判断はついていたと主張。2人とも重い精神疾患があると疑われているが...、と述べた上で、終身刑を求刑した。

 2007年5月9日、裁判官はエリザ殺害事件を「身も毛もよだつような極端な凶悪事件」だとして加害者の少女2人に終身刑を下した。オーストラリアでは18歳未満に少年法が適用されるが、刑事責任年齢は14歳以上と定められている。

 しかし、同国のこの州では、終身刑宣告を受けても15年で仮釈放の資格を得ることができるため、オーストラリア国民は出所後も殺しをするのでは...と、震撼した。また、少女たちに関する情報がほとんど公開されないことについても「不安だ」という声が多く上がった。

■少女はなぜ、殺人犯になってしまったのか?

 刑が下される直前、主犯格の少女の母親と姉がメディアの取材に応じ、「シングルマザーだけど、私は敬虔なクリスチャンで子どもたちもそのように育ててきた」「4人兄弟の末っ子だった少女は、素直でいい子だったけど、14歳の頃から大麻を吸ったり、麻薬に手を出したり、自傷するようになり、いわゆるイーモウ・カルチャーにはまっていった」とコメント。

 イーモウ・カルチャーとは、人生に絶望し、常に死を意識しながら、その苦悩をエモーショナルに表現するパンクなティーンエイジャーのことを指すのだが、少女は、小学時代からの友人であるもう1人の少女と一緒に、このイーモウ・カルチャーに浸かっていったと明かした。

 そして、ある日、友人を家に泊まらせたいという少女に「ノー」と言ったところ、「だったらアタシも家出する」と言い、以来、家に寄り付かなくなってしまったのだと説明。母親は、「わたしはこれまで真面目に生きてきたのに。エリザの母親の気持ちを思い、毎日泣いて暮らしている。今は睡眠薬なしでは眠れない」と嘆き、大学に通う優秀な姉は、「妹がこのような事件を起こしたなんて信じられない。きっと麻薬のせいだと思う」とコメントした。

 主犯格の少女は警察に自首する直前、母親と姉たちに、「グッドバイ。ソーリー。アイ・ラブ・ユー」という携帯メッセージを送っていたとのこと。彼女は、「殺したことは全然後悔してないけど、事件が大事になってしまったことは後悔している」と供述しており、携帯メッセージの「ソーリー」も「アイ・ラブ・ユー」も感情のこもっていない、意味のない言葉だと囁かれた。

 エリザの母親は、「娘を殺した少女たちは死ぬまで刑務所に閉じ込めておくべき。この国に死刑があるなら死刑を望むところ」という声明を発表。決して許すことはでないと怒りをあらわにした。少年法で加害者のプライバシーや人権が守られるのに、被害者は顔写真や実名を出されることにも憤りを感じると声をあげており、この事件がきっかけで報道のあり方について考えるようになったオーストラリア人はとても多いと伝えられている。

「殺したかったから殺したの」「殺すことがしっくりきた」から仲の良い友達を殺害した少女たち。彼女たちは18歳まで少年院にいたが、それ以降は別々の刑務所で服役している。早ければ2022年に出所することになるが、世間を震撼させたこの事件はたった15年では人々の記憶から消えることはないだろうと見られており、仮釈放はすんなりと受けつけられないのではないかとも報じられている。

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