実の父親とヨガ師匠が9年間娘を強姦! インドの"連続"近親相姦事件で浮かび上がる根深い女性蔑視

実の父親とヨガ師匠が9年間娘を強姦! インドの"連続"近親相姦事件で浮かび上がる根深い女性蔑視

 カースト制の影響で貧富の差が激しいことで知られるインド。このカーストと、ヒンドゥー教の影響を受け、インドでは女性の地位はとても低いもだとと見下されており、女性への性的暴行や強姦事件は後を絶たない。インド国立犯罪記録局によると、2012年には24,923件ものレイプ事件が通報されたとのこと。そのうちの24,470件は、身内や近隣住民など顔見知りの者による犯行だったとも報告されている。

 インドでは近親相姦について語ることは社会的タブーであり、もし我が子が被害にあっていても、一族の名に傷がつくとして警察に届けず、子供にも我慢するよう口止めをする。そのため、近親相姦の被害に遭う子供たちの数は、通報されている何十倍にものぼるという説がある。

 そのインドで今から5年前、立て続けに近親相姦事件の犯人が逮捕された。全てが「父親が実の娘を強姦する」というもので、深刻な社会問題として受け止められた。

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■カースト制度とヒンドゥー教の害悪

 2009年3月18日、マハーラーシュトラ州の州都ムンバイで49歳の実業家が近親相姦罪で逮捕された。地元TV局『Times Now』によると、男性は21歳になる長女を9年間にわたり強姦し続け、最近になって15歳の次女に対しても性的暴行を加えるようになった。

「自分が我慢すれば」と耐えてきた長女は、妹が強姦されたことに強いショックを受け、警察に通報。姉妹の母親も、近親相姦が行われていることを知りながら止めようとせず、それどころか隠そうとしたとしたとして逮捕された。

 男性はムンバイで自動車のリチウムプレートを作る工場を経営。警察の調べに対し、近親相姦するようになったのは、ヨガの師匠からありがたいアドバイスを得たからだと主張。「一家を繁栄させたいのなら、自分の娘たちと性的関係を持たねばならない」と言われたため、娘たちを犯し続けたと供述した。

『Times Now』の取材に応じた長女は、顔をスカーフで隠しカメラの前に座り、「ヨガの師匠はヒンドゥー神秘主義者」だと明かした。

 彼にも繰り返し強姦されたとのことで、「両親に"経営を良くしたければ、私に娘を捧げなければならない"と言い、両親はためらうことなく私を性のおもちゃにと差し出した」と証言した。

 長女は長年、両親とヨガの師匠から性的暴行を受けていたことを沈黙していた理由を、「混乱してしまい、誰に相談していいのか分からなかった。学校の先生や友だちに打ち明けようともしたけど、もし両親が刑務所に入ったら私はどうなるのだろうと考えると怖くなってしまい、何も言えなかった。3年前から強姦されることに対して抵抗するようになったけれど、私が近親相姦されていることを誰かに言うんじゃないかと母親が懸念し、監視するようになったんです...」と言葉を詰まらせた。

 また、彼女は「バケモノと化した父は、この9年間、私を週に3回以上犯してきた。ヨガの師匠からも数え切れないほど強姦された。外部とコンタクトをとらせないようにと学校も中退させられ、私は精神的にも身体的にもボロボロになってしまったけど、耐え続けた。でも、妹まで同じような目に合うようになり、絶対に阻止しなければならないと思った」と涙ながらに語り、「3人とも死刑になればいい。絞首を望みます。彼らに生きる価値などない」と訴えた。

 警察はこのヨガの師匠も逮捕しており、調査の結果、両親とヨガの師匠は長年グループセックスに参加しており、性に関するモラルが著しく欠けていたことが判明。

 長女に対する性的虐待は2000年に始まり、54歳になるヨガの師匠が父親よりも先に長女を強姦したと発表した。インドでは近親相姦をしただけでなく、娘を自分よりも年上の男に提供した悪魔のような父親に批難の声が殺到。地元新聞は、父親が裁判所へ移送される最中に、怒り狂った大衆から2度もボコボコにリンチされたと報じている。

■「ムンバイ近親相姦事件」での少女の勇姿に、次々と被害を名乗り出る少女たち

 この事件が大々的に報じられた後、警察は次々と近親相姦事件の犯人を逮捕したと発表。パンジャーブ州近郊では、3人の子持ちの父親が13歳の娘を強姦したとして逮捕。マハーラーシュトラ州でも15歳の少女が実の父親に4年間にわたり強姦され続けていたとして、この父親を逮捕した。

 さらに、パンジャーブ州警察はアムリトサル地区に住む40歳の男性も近親相姦罪で逮捕したと発表。被害者は20歳になる女子大生で、過去8年間にわたり実の父親である男性に強姦され続けていたと警察に通報し、事件が発覚した。

『Times Now』の取材に応じた娘は、「父から、このことを人に話したら殺すと脅されてきた。でも、ムンバイの近親相姦事件被害者が、勇気を奮って警察に通報したとニュースで知り、私も警察に行く決心をした」と明かし、「父は権力者。BJP(インド人民党)のリーダーだけど、私に酷いことをした。拳銃で頭を撃つべきだわ」と怒りをあらわにした。

 この4つの近親相姦事件は、インド中にショックを与えた。同国の『子どもの権利の保護に関する国内委員会』は、「とても深刻な問題だ。被害を受けた子供たちへのカウンセリングはもちろん必要だが、そんなことないと頑なに否定し近親相姦の事実を隠し通そうとする両親の意識も変えなければならない。近親相姦されている子供たちに対して、誰にも話すなと脅迫するということもやめなければならない」と世間に向けて訴えた。

 タミル・ナードゥ州チェンナイを拠点に活動する児童人権活動家も、「インドでは我が子が近親相姦の被害にあっても、大半の親が"一族の名に傷がつくから"と、人に知られないように隠してしまう」と嫌悪感をあらわにし、「一刻も早くこの意識を改めなければならない。被害にあっている子供を救い、精神的ケアをすることが最も大切なことなのだから。近親相姦を隠すことは、子供をさらに危険な目に合わせることになる」と警鐘を鳴らした。

■再び起きてしまった、最悪の近親相姦事件!

 2009年の事件をきっかけに、インド国民は近親相姦を社会問題として真剣に捉えるようになっていった。しかし、近親相姦は終わることなく、昨年11月に17歳の少女が実の父親とその友人に強姦された挙句、殺害されるという、おぞましい事件が発生してしまった。

 その事件は、ムンバイに住む17歳の少女が交際相手と結婚前提で同棲を始めたことに父親が激怒し、10月31日、友人を連れて少女の同棲先を訪問。国立公園の林の中に連れだし、そこで代わる代わる強姦した上でストールで首を絞めて殺害するという狂気的なものだった。その後、父親が「生意気な娘を強姦して殺した」と自慢げに話すのを聞いたレストランのウェイターが警察に通報。15日に逮捕された。

 大々的に報じられても、とどまることを知らないインドの近親相姦事件。女性が本当の意味で、男性と同等の権利を手に入れるまでは、この手の事件はなくならないだろうと見られている。

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