杉本有美の訴訟騒動 業界人に聞いた「グラドルに三桁のギャラが支払われる時」

杉本有美の訴訟騒動 業界人に聞いた「グラドルに三桁のギャラが支払われる時」

 意外すぎる金額である。

 先日、女優でグラビアタレント杉本有美が、2007年4月~12年3月までのギャラ約2,000万円が未払いとのことで、前所属事務所に対し、民事訴訟を起こしていたことがわかった。

 ネットでは、「こんなに綺麗な子が売れなかったのは事務所が悪徳だからか」など、杉本を擁護する声が挙がっている。その一方で、業界では「グラビアアイドルが年収400万円以上を稼げるのか?」と懐疑的な声もある。

 実際に、近年では、グラビアアイドルたちがテレビで貧しい生活を明かしている。雑誌のグラビアページやテレビ出演の収入は数万円で、写真集の印税も数十万円。杉原杏璃橋本マナミなど、有名どころでも、タレントとしてだけでは食べていけないという。

 そう考えると、杉本がそこまでのギャラを稼いでいたか、疑問符がつく。これに対し、杉原や橋本が困窮しているのは、事務所が間でギャラを抜いているとの反論もある。実際のところはどうなのか? 業界関係者に聞いた。

「多くのグラビアアイドルたちが明かしているように、雑誌やテレビのギャラは、決して多くありません。ただ、広告は別です。アパレル企業の広告はもちろん、企業が商品を売り出したい時の広告などにタレントが使われれば、三桁近い金額が入ります。だからこそ、広告大手の電通や博報堂には、接待攻勢がかかるわけです」

 関係者曰く、タレントが飽和しているように思える今も、グラビアアイドルやモデル事務所は、新規で設立されているという。イエローキャブのように子会社を作る事務所も多い。

 そういった事務所が狙うのは広告関連の仕事で、そのために、多くのタレントを抱え、オーディションに参加させる。曰く、「タレントを雇っていても、固定給はありません。仕事が入った時に支払うので、コンパニオンみたいなものです。なので、CMを勝ち取るまでのオーディションなどを含めて時給で換算されると、多くの中小事務所が訴えられてしまうと思います」とのことだ。

 杉本は、いくつかのCMに出演していた。もちろん、CMも「メイン扱いでないとギャラが数万円のこともある」そうだが、5年間で2,000万円の中身は、CMに関するギャラが大半ではないだろうか?
(TV Journal編集部)

※イメージ画像は、『杉本有美 2015カレンダー』(TRY-X Corporation)より

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