生き別れた父と娘が、"禁断の愛"に溺れ...!! 世界びっくり近親婚4選

生き別れた父と娘が、"禁断の愛"に溺れ...!! 世界びっくり近親婚4選

 親子や兄弟姉妹など、近い親族の間で婚姻関係を結ぶ「近親婚」は、古代には様々な文化圏で見られ、容認されるどころか奨励されている地域さえあった。一方、現代において近親婚はタブーとされ、世界各国の法律で禁止されている。しかし、離れ離れで生きてきた2人が、互いに親族であるとは知らずに偶然出逢い、結婚にまで至るという驚くべきケースが存在する。今回は、そのような運命のイタズラとしか思えない極めて珍しいケースをピックアップして紹介しよう。

【その他の画像と動画はこちらから→http://tocana.jp/2015/04/post_6157.html】

■世界の近親婚事例

・ 父と娘のケース

 米国オハイオ州に暮らすバレリー・スプレイルさんは現在60代の女性だが、生後3カ月で祖父母に預けられた。当初は祖父母のことを両親だと思っていたようだが、8~9歳の頃、時々家を訪れる女性が自分の本当の母親だと知らされた。だが、本当の父については何も聞かされたことがなかったという。

 やがて成人したスプレイルさんは、ある男性と出逢い、結婚する。それは彼女にとって2度目の結婚だった。夫は優しく働き者で、前夫との間にできた3人の子供に対しても優しかった。今思うと、夫は自分の妻が実の娘だということに気づいていたものの、その事実を打ち明けるのが恐ろしかったのだろうとスピレイルさんは述懐する。

 夫が他界してから6年が過ぎ、彼が実の父親だったという衝撃の事実を知ったスプレイルさん。心身ともに打ちのめされた結果、脳卒中で2度倒れ、糖尿病とも診断されてしまう。そして彼女は、現在もセラピーに通っている。

・ 姉と弟のケース

 ブラジルのサンパウロで、トラック運転手をしている30代後半のレアンドロさんには、2歳上のアドリアーナさんという妻がいる。バツイチで3人の子持ちだったアドリアーナさんは、10年前にレアンドロさんと出逢い、大恋愛の末に再婚。その後2人の間には娘が誕生した。

 幸せな日々を送っていた2人だが、互いに不幸な過去を背負っていた。アドリアーナさんは1歳の時に母に捨てられ、またレアンドロさんも8歳の時に母親と生き別れた。どちらの母親もマリアという名前だったが、記憶はほとんど残っていない。ある日、アドリアーナさんはどうしても母親に会って孫の顔を見せてあげたいと願い、ラジオ番組に情報提供を呼びかけたところ、ついに番組内で母親との再会を果たすのだった。

 母親であるマリアさんに会って知ったのは、彼女にはもう1人、生き別れた息子がいたという事実で、その子どもの特徴と情報から、自分の夫であるレアンドロさんが浮上する。つまり夫婦は、生き別れた実の姉と弟だったのだ。アドリアーナさんは、この事実を夫が知ったら自分を愛してくれなくなるのではないかと一時悩んだが、番組終了後に家族会議を開き、自分たちの結婚は法的にも認められていることであり、このまま共に生きていくと誓ったという。

・ 兄と妹のケース

 ドイツ・ザクセン州では、生き別れとなっていた兄と妹が出逢い、事実婚の末に4人の子どもをもうけたケースがある。ドイツで近親相姦は犯罪となるため、兄は禁錮刑に処せられたが、それでも2人はまだ愛し合っているという。

・ 双子の男女のケース

 英国では、ある1組のカップルが結婚したが、実は彼らは生後間もなく異なる夫婦に引き取られた双子の男女だということが判明した。2008年に同国の上院議員が明らかにしたもので、高等法院は婚姻無効の判断を下し、結婚は取り消されている。2人の名前などの詳細は明らかにされていないが、お互いのことをまったく知らず、兄妹がいることも知らされていなかったという。

■奇跡的な出逢いと法的問題

 さて、生き別れとなった親子や兄弟姉妹が出会うだけでも奇遇なことだが、互いに惹かれて結婚にまで至るのは、もはや奇跡的なめぐり逢いと言えるだろう。人間は本能的に、家族など自分の姿態と似た相手は選択しないような「インセスト(近親相姦)回避」の本能があるとされる。たとえ血のつながりがなくても、幼少期から同一の生活環境で過ごした男女は、成長後に互いに性的興味を抱くことが少ないという「ウェスターマーク効果」なる仮説的な心理現象も唱えられている。だが、今回紹介したケースのように、生まれて間もなく引き離された親族との間では、そのような本能的「インセスト回避」の行動は働かないということのようだ。(一方、離れ離れになっていた血縁者を、外見や性格など類似点の多さから魅力的に感じてしまう現象は「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション」と呼ばれる)

 これからの結婚では、近親婚を回避するため、婚姻の前に2人のDNA検査が必要になるのだろうか。それとも、生まれた子どもに先天性異常のリスクがあることを認めた上で、法的に近親婚が許されるようになるのだろうか。

 実際ドイツでは、法律上で近親婚を認めようとする動きがある。家族法、社会倫理、衛生保護法などに詳しい25名の委員による政府の倫理委員会が設けられ、近親婚や近親相姦を罪とすることへの見直しが行われているのだ。この審議会が開かれたきっかけは、前述の禁錮刑を科された兄と妹の事例にあった。倫理委員会は「性や愛情は個人の自由であるべきもの」として、その権利を侵害するのは不当としているようだ。生き別れとなった肉親同士が、知らずに愛し合って結婚することに本来何の罪もないと思われるが、そのような男女を救う法の改正につながるだろうか。

(文=百瀬直也)

あわせて読みたい

TOCANAの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2015年4月9日のびっくり記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。