
現在、ある台湾人男性の撮影した動画が、世界中のネットユーザーを戦慄させている。それもそのはず、問題の映像には、この世のものとは思えない奇々怪々な生物の姿が収められていたのだ!!
【動画はこちらから→http://tocana.jp/2015/06/post_6584.html】
まるでゼリーのように鮮やかな緑色、そしてヘビのようにひょろ長い体――。目や鼻を確認することはできないが、先端部分からピンク色の「舌」のようなものを吐き出した。しかもその舌は、まるで地面を這うようにクネクネと伸びている。実に体長90cmほどもある謎のバケモノの出現に、地元住民も困惑しきりであったという。
撮影者は、台湾・澎湖諸島の港で釣りをしていたウェイ・チェン・ジャンさん。彼が動画をFacebook上に投稿すると、その正体をめぐり議論は大いに沸騰。新種のヘビ、UMA(未確認生物)、地球外生命体......など多種多様な意見が飛び交い、さながらパニックのような状態を引き起こした。
しかし現在もっとも有力な説は、これが「ヒモムシ(リボンワーム)」の一種ではないかというもの。通常彼らは、海中の岩や海藻に付着する形で生息している。世界には約1,000種ものヒモムシが存在するとされ、その体長も数mm~50m(!)と、実にバラエティ豊富だ。そして頭部から飛び出した舌のようなものは、獲物を絡め取るための「吻(ふん)」であると思われる。先月も、タイのYouTubeユーザーが投稿したヒモムシの動画が「エイリアンにしか見えない」として、ネット上で大きな話題となったばかりだ。
この緑色の生物がヒモムシであると理解していたとしても、実際に対面してしまった時のインパクトは相当なものだろう。私たちの想像を上回る姿形の生物が、まだまだ地球上にはたくさん生息しているのかもしれない。
※画像は「YouTube」より引用