「火星に水が流れている」NASA発表から考える、地球外生命体の可能性を研究者に聞いた!

「火星に水が流れている」NASA発表から考える、地球外生命体の可能性を研究者に聞いた!

 9月28日(米国時間)、NASAは火星の地表に「塩を含む水」が現在進行形で流れている可能性がある証拠を発表した。過去、火星に水が流れていた痕跡は指摘されてきたが、現在も水が流れていることが示されたのは初めてである。ちなみに、火星の気温は平均マイナス50度で、夏でもマイナス20度らしいが、液体の水が発見された理由は、高濃度の塩分のおかげで液体が凍る温度が下がったからだという。

 現在も水が流れていることが発表されたことで「地球外生命体が存在する可能性が高まった」とする見方が多いようだが、宇宙を研究している人物X氏はこう語る。

「火星に水がある可能性は以前から指摘されていましたので、この発表に驚かなかった研究者は正直多いはずです」

「水が存在したことで、地球外生命体がいる可能性が高まったのは言うまでもありませんが、そもそも地球外生命体がいない方がおかしいと思っている研究者の方が多い。現に、高感度の生命顕微鏡を使用して、物質に液体をかけ、生命反応があるかないかをテストする研究も進んでいます。むしろ問題なのは『生命とはなにか?』を考えることにあるでしょう。一般的に、生命活動とは、自分でエネルギーを取得して再生していくものを指しますが、果たしてそれが『生命の定義』だと結論づけていいのでしょうか。そもそも生命はどうやって誕生したのでしょう? 生命の起源は誰にもわからない。というよりも、そもそも宇宙に『生命』があふれていて、普遍的に存在している可能性があるならば、生命の誕生を暴くことに意味がなくなるのです」

「話がそれましたが、みなさんが期待しているのは、宇宙人などの大きな生命体の発見かもしれません。しかし、火星でそういったものが発見される可能性は低いと思います。今後発見されるのも恐らく微生物か小さい魚みたいなものでしょう。ですが、火星以外の惑星を探るうちに、より進化した生命体が太陽系内で発見される可能性も否定できないでしょう」

 約138億年前に宇宙が誕生し、約46億年前に地球や火星を含む太陽系が誕生。火星は誕生から数億年で水が半減したそうだが、地球は生命の源でもある海に恵まれた。約38億年前に最初の生命が誕生すると、約10億年前に多細胞生物が誕生して、約1400万年前に猿人類、約20万年前に現生人類が誕生した。そして、地球はいまだに多くの生命であふれている。たしかに、火星にも我々の常識を超えた多くの生命体が存在している可能性はまだある。だが、果たして地球ほど活発で魅力的な生命活動が行われているだろうか? 火星移住の話題が取り沙汰される昨今だが、移住して初めて地球の素晴らしさに気づいても遅い。今後の調査の結果を追いかけつつ、地球がいかに恵まれた惑星であるかを実感するのも悪くないだろう。

※イメージ画像:Thinkstockより

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