不妊治療の専門医が明かした「最も妊娠しやすい体位」とは!?

不妊治療の専門医が明かした「最も妊娠しやすい体位」とは!?
       

 近年、先進国で不妊症カップルが増加傾向にあることはあまり知られていない。生活環境や晩婚化、過度のダイエットに酒やタバコなど、さまざまな原因が指摘されているところだが、子どもが欲しいと考えているカップルにとって不妊症ほど辛いものはないだろう。しかし今、イギリスで不妊治療の専門家が「妊娠の確率を高めるカギは、セックス時の"体位"にある」と発言し、大きな話題となっている。早速、詳細についてお伝えしよう。

■妊娠しやすい体位、それは......

 今月8日付の英紙「The Daily Mail」によると、妊娠と体位の関係について驚くべき主張を繰り広げている専門家とは、マリリン・グレンビル医師。そして、その主張は「男性が上になる体位こそ妊娠の可能性が最大化する」という極めて単純明快なものだ。つまり、女性が上にまたがる騎乗位や、互いが横を向く側位、さらに女性が四つん這いになる後背位など、比較的ポピュラー(と思われる)体位は、妊娠のために効率が悪い体位ということになる。

 膣の中に放たれた精子は、子宮頸部を通過して子宮の内部へと進み、卵子と受精する。そのため、子宮頸部の近くで射精が起き、かつ可能な限り精子が重力の影響を受けず、子宮の奥へと到達しやすい体位こそが妊娠のために理想的な体位と言える。グレンビル医師によると、それはカップルが奥深くまで結合することのできる体位、すなわち男性が上になる体位(正常位など)だというのだ。騎乗位や側位、座位や立位、そして後背位では、結合が不十分か精子に重力がかかりやすくなるそうだ。

 グレンビル医師は、これを確かめる研究が存在しないため立証することはできないと前置きしながらも、自身の経験に基づき次のように語っている。

「体位は、妊娠の確率に著しい変化をもたらします」
「(男性が上になる体位は)ほかの体位に比べて、(精子が)言わばフライングスタートを切ることができる、というわけです」

 ちなみに、"効率の悪い"体位が好きだったというカップルには朗報だ。後背位の場合は、女性がお尻を精一杯突き出し、頭がお尻よりも下に位置するほどであれば、妊娠の可能性は高まるという。なお、ほとんどの女性の体内で子宮はやや前方に屈曲しているが、それが逆になった「子宮後傾後屈」の女性もいる。この症状を抱えていても妊娠に何の問題もないが、グレンビル医師によると、騎乗位など女性が上になる体位や、後背位のほうが子宮頸部の近くで射精が起きることになり、妊娠しやすいらしい。

■オーガズムも妊娠の確率を高める

 また、セックスの体位だけでなく、女性がオーガズムに達するかどうかも妊娠の確率に影響を及ぼすという。過去の研究では、射精の1分前~45分後のタイミングで女性がオーガズムに達したとき、より多くの精子を体内に保持しておくことができるという研究結果もあるそうだ。どうやらオーガズムには、子宮の筋収縮を起こすことで、膣から子宮へと精子が届きやすくする効果があるらしい。ただし、グレンビル医師は「妊娠のために、オーガズムは必ずしも必要なわけではない」として、セックスのたびにオーガズムに達するかどうか気にするべきではないとも語っている。

 いかがだろう。グレンビル医師の主張に則せば、「正常位などの体位で女性がオーガズムに達する」セックスこそ、妊娠の可能性が高いと言えそうだ。もっとも"妊娠しやすい体位"に科学的裏付けはないが、「結合の深さ」と「重力」に着目した点には、妙に納得してしまう人も多いのではないだろうか。子どもが欲しいカップルは、試してみる価値があるかもしれない。

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