タバスコの製造過程に驚愕! 1本作るのに3年以上かかってる!?

タバスコの製造過程に驚愕! 1本作るのに3年以上かかってる!?

 大手ファミリーレストランやピザ屋でよく見かけるあのボトルに入ったタバスコ。今や180の国や地域で販売され、名実ともに世界一のチリソースだ。だが、あのタバスコの製造過程を知る人は少ないのではないだろうか。実は、3年以上もの歳月をかけて作られているのだ。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2015/12/post_8294.html】

■1868年以来変わらぬ製法、職人の技

 タバスコが製造された1868年以来、変わらぬタバスコの製造過程を紹介しよう。

 ニューオリンズの唐辛子畑。ここではグリーン・ハラペーニョの栽培を行っている。時期によって色様々、ニューオリンズの風土は唐辛子の栽培に適した気候なのだそうだ。

 収穫時期を見極めるのに、この手にしたプラスチック棒と同じ赤みになったものだけを選別する。広大な畑だけにこれだけでも一苦労。

 唐辛子は空気に触れるとすぐにフレーバーを失ってしまうため、収穫して1時間以内に塩を混ぜすりつぶしペースト状にする。素早くこなしていくのが、美味しいタバスコを作るコツだそうだ。そして樽詰めへ。

 発酵させる為にウイスキー樽の中へ。厳密な温度管理の元、木製の樽は適度な空気が入り自然と酵母ができるという。そして、唐辛子の命であるフレーバーを失わないよう、余計な匂いがうつらないように紙を敷きつめるという徹底ぶり。

 樽に詰め終わると帯鉄できつく締め付ける。バーナーを使ってここまでもかと。

 密閉した樽の上に塩を敷き詰める。こうすることで、発酵した液体が塩に染み、凝固した塩によってより樽が密閉されるのだ。

 その後、温度や湿度管理に気をつけながらなんと3年もかけて熟成される。倉庫には唐辛子の入った樽がズラーと並ぶ。

 発酵がうながされ、樽の上に敷き詰められた塩の間から炭酸ガスが出てくる。なんだかこの塩も美味しそう……

 3年たってようやく樽が開けられる。熟練された職人がその匂いでしっかりと発酵したか確認していく。これでようやくタバスコ作りに必要な唐辛子ができたということになる。

 タバスコの酸味であるビネガーを混ぜ、4週間かけて撹拌し続ける。じっくりと進めていくことで、ペーストはきめ細かくなり、ビネガーに唐辛子の香りや色がしっかりとうつっていく。

 ビネガーが必要なことは全てやってくれるので一切熱処理はしないという。そのおかげで熱によって風味が失われるということもない。

 最終的に唐辛子の種など余計な固形物を濾過して遂にタバスコソースの完成である!

 できあがったタバスコソースは専門の判定員によって厳しいチェックをクリアしたものだけが商品となる。

 何度もテストするため、クラッカーやアイスクリームは欠かせないとのこと。なんだか納得である。

 最後に瓶詰めしてラベルとキャップで栓をし出荷へ。プラスチックの容器を使わないのはガラスの方が酸化につよく、フレーバーが損なわれることが少ないからだという。ここまで徹底された気遣いには頭が下がります。

 タバスコがこうも多くの過程を経て作られていることを知ると、その一振り一振りに愛をこめて嗜みたいと思う所存である。身の回りにありふれたものでも、ちょっとだけ違う角度から垣間見ることでまた違って見えるくるものである。
(文=アナザー茂)

※画像は、Wikipediaより

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