「悪魔の爪」、ネバネバ腺毛...! 世にも奇妙な世界の食虫植物5選

「悪魔の爪」、ネバネバ腺毛...! 世にも奇妙な世界の食虫植物5選
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 よきタイミングで虫をパクっと食べてしまうハエトリグサを筆頭に、世界中に見られる食虫植物。ただ日本を含め、世界中に見られるものもあれば、限られた土地にのみ生息するもの、また捕獲方法や捕獲理由、見た目など、実にさまざまだったりする。そこで今回は、気になる食虫植物を5種ピックアップ。見れば栽培したくなる......かも。

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●ウツボカズラ(Nepenthes rafflesiana)
 マレー半島やシンガポールなど、東南アジアに広く見られる、食虫植物の代表格・ウツボカズラ。口の部分はつるつる滑り、落ちやすい。袋の中には消化液が含まれる水が入っているため、飲み込まれた虫はやがて体内に溶け込んでいく。基本的に入るのは虫だが、カタツムリなども入ってしまうことがあるようで、中にはカエルのようなビッグな獲物も落ちるという。"胃の中の蛙"ってか。なお、釣り人が腰にぶら下げていそうな形状や色彩美、雑草のような丈夫さから日本でも栽培する人は多い。また、『ポケットモンスター』(ポケモン)に登場する"ウツドン(ウツボット)"のモデルとしても有名。

●ムシトリスミレ(Pinguicula vulgaris)
 スミレという名がつきながらも、スミレの仲間ではなく、タヌキモ科に属するムシトリスミレ。日本でも見られるこの植物、虫の捕獲は主にベトベトした葉の部分で行うが、花茎にも粘液が付着しており、そちらでも捕獲可能となっている。つまり、全身がハエ取り紙というわけだ。見た目がいいので、天井にぶら下げた状態で栽培できるのであれば、オシャレ・ハエ取り紙として、女子にも人気が出そう。

●フクロユキノシタ(Cephalotus follicularis)
 フクロユキノシタ科、唯一の種・フクロユキノシタの葉は、ロゼット状で多数の軟毛を持つ普通葉と、昆虫を捕獲して消化吸収を行うフタのついた袋状の捕虫葉の2種類。牙にも見える口が、いかにも「食べます」感が出ていて胸をときめかせる。以前は栽培の難しさからマニア垂涎の植物だったが、近年では栽培しやすい強い固体を大量に増殖できるようになったため、簡単に入手可。ちなみに、この植物は根がなく、地下茎を伸ばして成長する。オーストラリア西部の日照条件のいい泥炭地という、限られた土地にのみ生えているのにもかかわらず、根無し草とは、これいかに。

●キバナツノゴマ(Ibicella lutea)
 夏に黄色い花をつける1年性の食虫植物・キバナツノゴマの別名は"悪魔の爪"。呼ばれの由来は、乾燥した果実の先端が角のように反り返った爪状となっていて、誤ってぶつかった人や動物に突き刺さるからだそうだ。確かに見た目もアリジゴクみたいだし、凶暴な植物に感じられる。しかし、分泌物で捕らえ死滅することはできても、消化酵素を持っていないため、虫から栄養素を取り込めないキバナツノゴマは、原始の食虫植物と考えられているとのこと。ださ!

●モウセンゴケ(Drosera rotundifolia)
 明らかに何か仕掛けてきそうな、怪しげな雰囲気漂うモウセンゴケ。その外見を裏切らず、捕まったら最後となる。ネバネバした腺毛は、もがけばもがくほど押さえようとするため、逃れられないのだ。その後、24時間以上かけて虫をじっくりと消化していく......と、まるで拷問の一種。なお、根も葉もないので虫を捕まえずとも生きられるようだが、捕まえれば捕まえるほど開花が盛んとなり、多くの種子も作れるのだとか。姿が鮮やかだし、ガンガン食べて、辺り一面埋め尽くしてほしい。

※画像は、ウツボカズラ 「Wikipedia」より

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