NASAの警告がかなりヤバイ「今年は史上最強のゴジラ・エルニーニョ現象が発生する」→数ヵ月以内に未曾有の異常気象へ

NASAの警告がかなりヤバイ「今年は史上最強のゴジラ・エルニーニョ現象が発生する」→数ヵ月以内に未曾有の異常気象へ
       

 一時期に比べればニュースで「エルニーニョ現象」という単語を聞かなくなったように感じる。気象庁の発表によれば、昨年の夏季に発生したエルニーニョ現象の影響で西日本の低温、日本海側の多雨、東日本の寡照が続いたとし、今年の暖冬にも関係しているという。日本では報道されることが少ないが、すでに始まっているエルニーニョ現象がもたらす異常気象は世界各地に深刻なダメージを与えているのだ。

 そして今年2016年、NASAは「ゴジラ・エルニーニョ現象によって未曾有の危機が訪れる」と警鐘を鳴らしていることが12月30日に掲載された「DailyMail」の記事によりわかった。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/01/post_8493.html】

■NASAが警告、未曾有のゴジラエルニーニョ現象

 2015年に発生したエルニーニョ現象の影響は一旦収まったかのようにみえるが、NASAが警告するところによればその勢力は依然拡大しており、気象・地球観測衛星「Jason-2」が捉えたデータから、今後数カ月以内に未曾有の異常気象がもたらされる可能性が非常に高いとしている。

 その勢力から「ゴジラ・エルニーニョ現象」とまで呼ばれている今回のエルニーニョ。それは、1997年から翌年にかけて猛威を振るった「20世紀最強のエルニーニョ」をも超えるとみられている。

■2万人が命を落とした97年のエルニーニョ現象

 1997年のエルニーニョ現象によって引き起こされた異常気象では、海水の温度が通常より5℃も上がっていた海域があるという。そして東南アジアでの深刻な雨不足、森林火災、インドネシアの大干ばつ等により、世界各地で2万人を超える人々が命を落としたのだ。もちろん日本においても、6月から9月までの間に立て続けに上陸した4つの大型台風をはじめ、神戸や大分、熊谷などといった普段ならあり得ない太平洋側の地方で積雪が観測されたのは記憶に新しい。

 そしてNASAが指摘するには、フランス国立宇宙センター(CNES)と合同で行った海洋観測マッピングミッション「TOPEX/ポセイドン (TOPEX/Poseidon) 」が1997年に捉えたエルニーニョ現象のチャートと、今回「Jason-2」が捉えたデータが非常に酷似しているというのだ。

■急成長したゴジラ、まだピークには達せず

 この比較画像をみれば一目瞭然。東太平洋の赤道に沿って海水面の温度が異常に高くなっていることがわかる。さらに1997年次のデータと非常に似ていることも確認できる。

 本来、貿易風によってペルー沖で発生する温かい海水は西側に流れ、東南アジア付近で積乱雲が発生することによって海水温は一定に保たれているのだが、なんらかの原因でこの貿易風が弱まると温かい海水が東側に留まってしまい、世界的な異常気象を引き起こすことになるのだ。この“なんらかの原因”とは、もしかすると先日本サイトに掲載された「ポールシフト」が影響しているのかもしれないが……。

 このエルニーニョ現象、大なり小なり幾度となく発生してきたが、今回は極めて強いものであるとデータが示しているのがわかるだろう。「Jason-2」が2015年の暮れに捉えたデータをみると、18年前よりさらに海洋表層の高温部が広域に拡大しているのがわかる。

 カリフォルニア工科大学から独立した機関で、NASAの無人探査機等に携わるJPL(Jet Propulsion Laboratory)研究所の科学者ジョシュ・ウィリス氏は、「最近発生した2014年のエルニーニョはまるで我々をからかうように、その動きはゆらゆらとしたものでした。しかし2015年に入って状況は一変し、あっという間にその勢力を急成長させたのです。2015年11月の時点で1997年のピークを越しましたが、まだ高温の海水域は拡大し続けています。つまり、今回のエルニーニョのピークにはまだ到達していないということなのです」と語っている。

 さらにJPLの気候学者ビル・パッツアート氏は、「エルニーニョ現象に関する科学的に確かな記録は過去約50年分しかなく、エルニーニョ現象について正確に予想することはまだ難しい。しかし過去に受けた干ばつの被害データなどを参照し、その被害を最小限にするための準備をすることはできる。貯水槽の水位などを頻繁に見て、このモンスターの攻撃に備えなくてはいけない」と述べている。

■ゴジララニーニャ現象襲来か?

 エルニーニョはスペイン語で「El Niño」と綴り「男の子」のことを意味する。その反対に「女の子」を意味するラニーニャ(La Niña)現象というものが存在する。これはエルニーニョ現象とは反対に、貿易風が非常に強くなり太平洋の赤道中央から南米のペルー沿岸にかけて、温かい海水が集まることを指す。

 観測記録によれば、エルニーニョ現象もラニーニャ現象もある一定の周期にしたがって発生する傾向にあり、エルニーニョ現象が起こった翌年にラニーニャ現象が起こる可能性が非常に高いといわれている。

 気象庁や海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、今年の春以降、現在のエルニーニョ現象が衰退した後、今年から来年の冬にかけてこのラニーニャ現象が起こると予測している。気象庁 地球環境・海洋部が昨年12月10日に発表したところによれば、「今後、春にかけてエルニーニョ現象が続き、夏までに平常の状態になる可能性が高い」としているが、観測史上最高に熱い夏を迎えた去年に引き続き、異常気象が発生する見込みは高そうだ。

 今年の暖冬はあくまでも一端にすぎないが、その影響はスキーだけでなく農業や漁業への深刻な経済的損害にもつながる。不作や漁獲量の落ち込みは、我々消費者の財布を直撃することになるだろう。モンスターの足音はすぐそこまできているのだ。天災ほど恐ろしいものはない、備えあれば憂いなし、できることは今のうちにしておいたほうがよさそうだ。
(アナザー茂)

※イメージ画像:「Thinkstock」より

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