「天皇陛下・お気持ち」に日本会議も大慌て! 増幅させてはならぬ“天皇の権力”問題【康芳夫がタブーに切り込む!】

「天皇陛下・お気持ち」に日本会議も大慌て! 増幅させてはならぬ“天皇の権力”問題【康芳夫がタブーに切り込む!】
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 今月8日、天皇陛下が国民に向けて異例の「お気持ち」を表明し、生前退位のご意向を示された。これを受け、安倍政権は法改正を含むあらゆる選択肢を検討し、陛下のお気持ちを最大限尊重する方針だというが、前例のない事態に今も困惑しているという。

※その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/08/post_10729.html

 天皇制の在り方も含め、国民的な議論が求められている本件に関して、国際暗黒プロデューサーであり、ネッシー捕獲、オリバー君召喚、モハメド・アリ対アントニオ猪木戦プロデュース、「家畜人ヤプー」全権代理人etcでもある、自称“虚業家”康芳夫氏が緊急重大ファックスを送ってくれた。ちなみに康氏は、天皇陛下と学習院時代の同級生であり陛下を銀座に連れ出して遊んだことがあるという故・藤島泰輔氏(藤島ジュリー景子の父親)とも友人だった。

以下、康氏の文である。

【康芳夫からのメッセージ】

 今回の天皇のご発言は決定的に重大な事態としてとらえるべきだ。

■お気持ちメッセージがアノ事件と酷似

 天皇がこうして自ら発言されたのは、終戦の日だけだと思われがちだが、昭和天皇はやむにやまれずのギリギリの御気持ちから何度か自ら国を動かそうとしている。

 2.26事件の時に命じた武力討伐命令や、張作霖爆殺事件の責任者の処分を巡って、昭和天皇が田中義一首相を辞職に追い込んだ際も、軍・首脳部及び君側の奸が必死に制止したにもかかわらず、統師権発動という非常大権を発動されたのだ。

 今回の今上天皇(平成の天皇)のお気持ち発言は、このふたつの事態と酷似している。

 「2.26」「張作霖」とも、軍部や君側の奸が昭和天皇を見くびっていた中で放たれた極めて痛烈な反撃ボディブローなのである。軍部、君側の奸は天皇のTKOパンチをまともにくらって、ダウン寸前とあいなった次第。今上天皇の御発言も、当時の背景と状況が酷似しているので小生も心底驚かされた。

 約5年ぐらい前からくすぶっていた天皇御退位問題に関して、安倍官邸はあの手この手でこの問題への対応を回避していた。勿論、この背景には今話題になっている日本会議を中心とする天皇御退位に関する強力な反対運動もあって、安倍官邸としては、事態をうやむやにして時間切れにするつもりだったのかもしれない。これに業をにやした現天皇のやむにやまれぬ御気持ちにもとづく、ある意味“クーデーター御発言”ととらえられるのかもしれない。

 安倍官邸は憲法9条改正問題を前にして自らが招いた事態とはいえ、NHK、宮内庁を抱き込んだ今上天皇の用意周到なクーデター御発言に、TKO寸前というところだろう。

 日本会議メンバーを中心とする御退位反対派もすっかりあわてふためいているが、彼らも心底気合を入れなおして、事態に対応すべきだ。一歩間違うと国運を左右する大命題にほかならない。

 いうまでもないことだが、ここで極めて大事なことは、今上天皇あるいはその後継者に二度と今回のような直接の御発言をなさらないで済むようにしなければならないということだ。

■国民は違法行為をどう受け止めるべきか? 熟考せよ

 これは今上天皇に対し、大変失礼な直言になってしまうかもしれないが、明らかに今回の御発言は日本国憲法及び皇室典範その他法律に照らしても、違法行為とみられてしまうからだ。

 今回の御発言は国民の圧倒的支持を得たのでよかったが、もし天皇が安倍官邸が推し進めている憲法9条に関する一連の政治的動向に関し、何らかのご発言をされたとするなら、国民世論はたちまち大混乱をきたすことは必至である。

 今回の御発言に関するいわゆる有識者の反応は左右リベラル中道大体想像したとおりだが、週刊新潮(8/25)に掲載された民族派21世紀書院蜷川正大代表の「承詔必謹(※)」発言は、彼らしくユニークだった。このことは、我が友で真正のファシスト(?)である慶応大学教授福田和也君、一方今やリベラル左派の良識を代弁するオピニオンリーダーと化した元民族派で元一水会代表、鈴木邦夫君、ともども、よく話し合った覚えがあるが。

※「天皇の御言葉(命令)を頂く際には、常に例外なくかしこまった態度をとりなさい」と言う意味。要するに、天皇の命令を聞きなさいということ(聖徳太子の17条憲法第三条)

 言葉の本来の意味での「天皇の赤子である」とはどういうことなのか?

 いかなる場合といえども、承詔必謹ということになるのか。極端な話、万一、平成天皇が憲法9条に反対をにじませる御発言をした場合でも承詔必謹ということになるのか。

 本当に君に忠なるとすれば、天皇陛下に直言してこれを諌めるという行為はありえないのだろうか?

 一度近いうちに蜷川大兄にもお会いしてご意見を伺えればと念じている。

 貴兄の承詔必謹はにえたぎる熱湯を飲まされてじっと耐えているつらさがあふれ出ていた。貴兄が云う、君側の奸は一体誰なのか? それが宮内庁の下っ端役人だとは小生には到底思えない。

 最後に蛇足ながら、同じ週刊新潮に掲載された稀代のハードボイルド大作(殺)家(界)こと矢作俊彦大兄の御見解は例によってスベりがちではあったが、最後のしめくくり「歴史を前に進めようとしているのが国民ではなく天皇であることに不可解なものを感じてならない」はそれなりにスベり止めとしてきいていた。矢作大兄のご健闘を陰よりお祈りする次第である。
(文=康芳夫)

※写真=康芳夫氏

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