「ハイヒール&スカート男子」の時代がガチ到来!しかし、ランウェイはうまく歩けず…(2018年春夏パリコレ)

「ハイヒール&スカート男子」の時代がガチ到来!しかし、ランウェイはうまく歩けず…(2018年春夏パリコレ)
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 スコットランドのキルトやミャンマーのロンジーのように、男性がスカートを履く習慣は世界中にある。だが、ニューヨークのファッションデザイナー、トム・ブラウンの「THOM BROWNE 2018春夏パリコレ」はどうも様子が違う。ファッションを通じて、ガチでクロスジェンダーを世界に問いかけているのだ。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/07/post_13863.html】

■プレタポルテに“スカート男子”が登場

 13cmヒールを履いた長身の男性モデルたちが、ランウェイをぎこちなく歩く。転ばないようにと猫背になった残念なイケメンもいる。

 ハイヒールがどれだけ苦痛に満ち、それでも履くことを期待される女性のストレスを、男性が実感するための“社会的実験”かと見紛うほどだが、これは権威あるパリ・プレタポルテ・コレクションの一幕だ。

 しかも、彼らはスカートやワンピースを身にまとっている! なんと、れっきとした“メンズウェア”として発表しているのだった。

 目の前で起こっていることに言葉を失う観客たち。「それって、スカートだよね?」と、問いたげな眼差しを送る者もいる。今季のトム・ブラウンは、これまでのジェンダーがはっきりしたステレオタイプのファッションに対して「なぜ男の女装はタブーなのか?」というメッセージ性の強いものとなっている。


■時代によって男女の服装が入れ替わる!?

 日本でもこのところ「スカート男子」なる新種族が街を闊歩している。彼らは決して“女子になりたいから”スカートを履くわけではなく、あくまでも着心地やトレンドを楽しんでいるのだという。

 たしかに一昔前なら、レディースのファッション、特に下着を愛用する男性はフェティシュと見なされたが、今の若者はジェンダーを超えたファッションに寛容な世代だ。自分がクールに見えるなら、メンズ、レディースなんて関係ないのだろう。

 一方、女性にはボクサーパンツの人気がじわじわと広がっている。婦人用ショーツよりヒップへの締め付けが少ないから、一度履いたら手放せないという声も聞く。ボクサーパンツ以外にも、ブカブカのメンズジャケットをコケティッシュに着こなす、あざとい女子はいつの時代にもいるようだ。

 今の日本社会で、男性がスカートを履き、ハイヒールで出社したらトラブルになってしまう可能性が高い。しかし、かつて欧米ではVネックの服は女性用と認識されていたが、現代ではそれが逆転したという歴史がある。つまり、ファッションは時代とともに男女が入れ替わることもあるということだろう。

 若いうちは男性もどんどんスカートを履いてみてはいかがだろうか。そのうち嫌でもスーツ姿になる時が来るのだから。
(文=佐藤Kay)


※イメージ画像:「Thinkstock」より

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