200歳のクジラ、500歳の貝、2億歳の…!? 地球で最も長生きな生物5選がハンパない!

200歳のクジラ、500歳の貝、2億歳の…!? 地球で最も長生きな生物5選がハンパない!
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 地球上で最も寿命が長い生物は何だろうか。人間の寿命の限界は115~120年程度といわれており、世界記録はフランス人女性ジャンヌ・カルマン(1875~1997)の122歳164日である。だが、世界には人間をはるかに超える長命な生物がたくさんいる。


■最長寿のカメは何年生きた!?

 長生きな生物の代表格といえば、やはりカメだろう。記録上最も長生きだったカメは、18世紀の冒険家ジェームス・クックがトンガ王室に献上したホウシャガメの「トゥイ・マリラ」だ。1965年に死亡した時、少なくとも188歳だった。

【その他の画像はコチラから→http://tocana.jp/2017/07/post_13940.html】

 現在の最高齢とみられているカメは、アフリカにある英領セントヘレナ島で飼育されているアルダブラゾウガメ、その名もジョナサンだ。御年なんと184歳。アルダブラゾウガメは、マダガスカル島に近いアルダブラ環礁に生息するカメである。ジョナサンは1882年に生まれ、当時のセントヘレナ島の英領事にプレゼントとして贈られた。以来、ずっと英領事館で暮らしているという。


■海中の長命な生物たち

 海生哺乳類で最も長生きな存在はホッキョククジラだといわれている。200年以上生きるといわれ、これまで確認された最高齢の個体は推定211歳であった。

 脊椎動物のうち、現在知られている最長の寿命を誇るものは北大西洋に生息するニシオンデンザメである。過去の調査で捕獲された個体の平均寿命は、少なくとも272歳と推定され、なかには400年以上生きる個体も存在するとみられている。

 だが、海の中ではもっと長生きな生物が見つかっている。アイスランドガイの「明(みん)」である。なんと、この貝は507年もの時間を生き抜いた。明は2006年、海中の泥の中にいたところを調査船によって捕獲され、船上で冷凍されたアイスランドガイの一つだ。研究者たちは、その貝殻の年輪を調べて驚愕した。明が生まれたのは推定507年前、名前の由来にもなった中国の明王朝が栄えていた時期であった。


■驚くべき長寿植物

 植物はさらに長生きだ。日本にも縄文杉があるが、現在のところ世界最高齢とみられているのは、米・カリフォルニア州東部のホワイトマウンテンズに生えるブリスルコーンパインの「メトシェラ」だ。その樹齢は、なんと推定約4600年。かつては、さらに高齢のプリスルコーンパインが生えていたが、1964年に研究目的で切られてしまった。現在は保護のため、メトシェラの正確な位置は非公開となっている。

 長生きの一つのアイデアとして、代々クローンを作って長い時を生きながらえるというものがあるが、実は植物の中にこの戦略を取っているものがいる。オーストラリア・タスマニア島のキングス・ロマティアはその一つだ。この植物は、ゲノムが三倍体(基本の染色体数の三倍の染色体数をもつ)であり種を作れない。そこで、地面に落ちた枝から新たな芽を生やすという方法で、自分のクローンを周囲に増やしている。個体としての寿命は300年ほどであるが、そのゲノムの起源は少なくとも4万3千年前と推定されている。

 キングス・ロマティアと同じ手法をとる植物はまだまだいる。ポシドニア・オセアニカ(Posidonia Oceanica)という海草もその一つで、スペインのバレアレス諸島で採取されたものの起源は、なんと約10万年前と推定されている。


■決定版:地球上でもっとも長生きな生物

 地球上でもっとも長生きな生物、それは微生物である。最近メキシコの地下水晶洞窟から発見された微生物は、少なくとも5万年前のものと推定されている。また、ウイルスも長寿であり、シベリアの永久凍土の下で発見された巨大ウイルスは、少なくとも3万年もの間眠っていたのだ。

 しかし、いったい微生物がどれだけの長い期間生き延びられるのか、実のところよく分かっていない。約2億5千万年前の岩石から発見されたハロシンプレックス・カールスバデンス (Halosimplex carlsbadense) という古細菌などは、2億年の長きにわたる休眠状態から目を覚まし、増殖したという。

 人間の寿命を延ばすヒントは、これらの生物の中から見つかるかもしれない。
(吉井いつき)

※画像は「Wikipedia」より引用

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