実習生3人が次々と自殺、失踪! 実習船「青雲丸」で起きている“連鎖自殺”とは? 40人以上が自殺した事件も!

実習生3人が次々と自殺、失踪! 実習船「青雲丸」で起きている“連鎖自殺”とは? 40人以上が自殺した事件も!

 連鎖自殺か――。独立行政法人「海技教育機構」(横浜市)の練習船「青雲丸」で、7月から3人の男子実習生が立て続けに自殺や自殺未遂を図っていたことが分かった。3人は機構が運営する海技大学校の2年生。最初の異変が起きたのは7月13日。19歳の実習生が香川県の小豆島沖に停泊中、船から海に飛び込み自殺を図った。その後救出され、幸いにも一命は取りとめたが「船に乗るのが嫌になった。船員の仕事に対して不安を抱えていた」と説明しているという。

 すると、今度は20代の別の実習生が神戸港で下船後、行方不明となった。進路について悩んでいる様子だったそうで、上官が慌てて両親に相談するも、見つからず、7月28日に名古屋市内で自殺しているのが見つかった。

 それから数日後の30日には、21歳の実習生が名古屋港での自由時間中に音信不通に。家族らに「失踪する。このまま船の道に進みたくない」などとメールを残していた。現在も男性は見つかっていないが、8月に本人名義で携帯電話が新規契約されていることから、命に別状はないようだ。

 短期間に立て続けに3名の実習生が自殺行為や失踪するとはタダごとではない。ネット上ではいじめや上官によるパワハラもウワサされているが、青雲丸の実習生とおぼしき男性のツイッターには「青雲丸、乗船中の自分言っていいすか? 今クソ緩いっすよ」「教官はいい人多い」という証言も。別の実習生のツイッターでは、自殺行為を起こしたメンバーのメンタル面に問題があったことをうかがわせる投稿もあった。

 仮にいじめやパワハラでないとすると、何が原因なのか? ある臨床心理士は「航海士の訓練は緊張の連続で、常に強いストレス下にある。逃げ出したくても、海しかない。携帯電話の電波は届かず、世間と隔離された環境にある。メンタルの弱い10代~20代前半の方だと不安障害を引き起こす可能性があります」と話す。不安障害に陥ると、何もかもネガティブ志向になり、最悪のケースでは現実から逃れるために“自死”を選ぶこともある。

 同心理士はこうも続ける。「1人目の方が海に飛び込み自殺を図ったことで、同じ不安を抱えていた人が『自殺を考えてもおかしくないんだ』と刺激を受けてしまったように思う。いわゆる連鎖自殺。自殺学においては、一件目の自殺がトリガーとなり、同じ境遇の人を同じ行動に走らせることがわかっています」

 似たような例で言えば、1986年4月に起きた人気アイドル・岡田有希子さんの投身自殺が挙げられる。衝撃を受けたファンの後追い自殺が全国各地で発生。その数、40人以上と言われている。

「テレビで1人目の後追い自殺を大々的に報じたところ、それが全国に連鎖した。このようなマスメディアの自殺報道に影響されて自殺者が増える事象を『ウェルテル効果』と呼びます」(同)

 現在、青雲丸は小樽港に一時寄港しており、実習生には取材が殺到している。大事に至らなければよいのだが…。

※画像は、「News24h」より

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「実習生3人が次々と自殺、失踪! 実習船「青雲丸」で起きている“連鎖自殺”とは? 40人以上が自殺した事件も!」の みんなの反応 1
  • 又三郎 通報

    小中高生の自殺もマスコミによる「ウェルテル効果」が主因。家庭が止められないのに学校は無理。パワハラやいじめなどはある程度はあって当たり前。それをばねに強くなり成長する面もある。このままでは増えるだけ。

    1
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