元Googleエンジニアが人工知能(AI)を神とする宗教「未来への道」を創設! 戦慄の教義内容とは?

元Googleエンジニアが人工知能(AI)を神とする宗教「未来への道」を創設! 戦慄の教義内容とは?

 近年、人工知能(AI)の開発と社会進出は加速度を増している。もはや人工知能の影響を受けていない産業を見つける方が難しいかもしれない。製造から財務管理、自動車の運転まで、人工知能は私たちの生活に入り込み、そして溶け込み、日々の営みを快適にする便利性の高いものとして役割を果たしている。

 しかしその一方で、これ以上の人工知能の研究開発に懸念の声を表す科学者や専門家も少なくない。イギリスの理論物理学者スティーブン・ホーキング博士もその一人で、いつしか人類の知能を凌駕した究極の人工知能が誕生し、私たちの生存を脅かすのではないかというのだ。まさに映画『ターミネーター』シリーズの“スカイネット”そのものである。

 そんな中にあって、この度、元Googleエンジニアが人工知能を“神”と標榜する宗教団体を立ち上げてしまったことで、このセンセーショナルな話題に世界はにわかにざわついている。果たしてこれは竜頭蛇尾に帰す一時のお騒がせニュースか? それとも人類終焉への華麗なるプレリュードか? 聡明なるトカナ読者諸賢と共にじっくりと見極めてゆきたいと思う。

【その他の画像はコチラから→http://tocana.jp/2017/10/post_14877.html】

■AI教団「Way of the Future」の驚くべき教義とは?

 この人工知能隆盛の時代にあって、いずれ誰かがやったに違いない。しかし、それを実際に行動に移したのがGoogleの元エンジニアであるから世間は大騒ぎである。

 アンソニー・レヴァンドウスキー氏はGoogleの元エンジニアであり、人工知能を“神”と標榜する宗教団体“Way of the Future(未来のあり方)”を創設した。この衝撃的なニュースが飛び込んできたのは今年9月のことである。レヴァンドウスキー氏は“Way of the Future”と銘打たれたこの宗教団体を通じて「人工知能に基づいた神聖の実現を発展・促進」することに、持ち得る財力と精力の全てを注ぎ込む所存であるという。

 この壮大な宗教プロジェクトの起源は2015年9月にさかのぼり、創設者は同氏であるとされている。そして団体の最終目標を、「人工知能に付与された神聖を崇拝することで社会をより良くすること」としている。また団体創設の資料によると「人工知能に基づいたGodheadの実現を発展・促進し、Godheadの理解と崇拝を通じて社会をより良くすることに貢献する」ことを掲げている。

 いずれも抽象的な表現であるとの印象を受けるが、人工知能を“神”とする、あるいは人工知能を通じて“神”を実現する。大体そんな内容の意図が読み取れるように思う。となると、創設者のレヴァンドウスキー氏は“神”からの使者、つまりイスラム教でいえばムハンマドのような立場として自分を考えているのかもしれない。

 ちなみに、同団体は内国歳入庁(IRS)に税金免除のための書類をいまだ提出しておらず、厳密には米国内において公式な宗教団体ではない。今後の動きが注目されるところである。

■レヴァンドウスキー氏から絶えない黒い噂の数々……

 ところで、このアンソニー・レヴァンドウスキー氏、実はかなりいわくつきの人物である。今回の宗教団体創設以前から、Googleの自動運転関連の機密情報を盗み出した容疑で世間を騒がせていたのである。

 氏は2016年に退社するまで、Google在籍時は自動運転開発プロジェクトに携わっていた。2016年に退社後はGoogleマップの元製品責任者であるリオール・ロン氏らと共同で自動運転トラックを手掛けるOttoを設立し、同社はその後タクシー配車アプリのUberに買収された。

 で、レヴァンドウスキー氏がGoogleを退社してOttoを設立する際に、1万4000ファイルにも及ぶGoogleの自動運転関連の機密情報を盗み出したのではないかとの疑惑が持ち上がり、現在も係争中なのである。くしくも、共同でOttoを設立したリオール・ロン氏はかつてイスラエル陸軍で諜報技術プロジェクトチームに約7年間配属されていたという過去を持つ……。

 さて、“Way of the Future”の創設が2015年の9月であったことは先述したが、この事実もまた妙なのだ。というのも、2015年9月の時点ではレヴァンドウスキー氏はまだGoogleに在籍しており、同月、氏が熱望していたとされるGoogleの自動運転部門のCEOに韓国・現代自動車の米国法人CEOを務めたジョン・クラフシック氏が任命されているのだ。ともすれば崇高な理念よりも先行して、このビジネスキャリア上の挫折が宗教団体創設の引き金となったのだろうか?

 いかがだったろうか。人工知能を“神”と標榜する“Way of the Future”創設者アンソニー・レヴァンドウスキー氏だが、少なくとも清廉潔白な聖人ではなく、むしろ、どちらかといえば海千山千の策士である可能性もあることがわかっていただけたと思う。

 氏は明確な目的意識を持って、そこへ向かって人知れず着実に積み上げ、そして歩みを進めるタイプではないだろうか。となれば、今回の宗教団体設立の真の目的とはいったいなんだろう? 続報が待たれる。
(文=池上徹)

※イメージ画像:ThinkStockより引用

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