哲学ナビゲーター・原田まりるの「最高に心に響く哲学者の言葉3選」! 願いが100%叶う神社エピソードも 

哲学ナビゲーター・原田まりるの「最高に心に響く哲学者の言葉3選」! 願いが100%叶う神社エピソードも 

 男装アイドルユニットのメンバーとして活躍した原田まりるが作家・哲学ナビゲーターに転身!! その人生哲学をうかがった第3回目のインタビュー。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/02/post_16018_entry.html】

――TOCANAはオカルト・UFO・UMAなども取り扱うサイトなんですが、原田さんが個人的に好きなオカルト分野はありますか?

原田 私はわりとパワースポットに行きますね。三重県に石神神社という、女性の願いをひとつだけ叶えてくれる神社がありまして、ココがスゴいんですよ。

 最初はボイストレーニングの先生から石神神社のウワサを聞きました。先生の友だちふたりが行ってきたみたいで、ひとりが「ステキな人と会って、結婚できますように」とお願いしたんです。するとその帰り道に駅で会った男性と結婚したんだとか。

 もうひとりは、「仕事がうまくいきますように」とお参りすると、すごく出世したそうです。

 その後、ボイトレの先生も行きました。彼女は「今の彼氏と結婚できますように」とお願いしたんですが、別れちゃった。さすがにダメかと落ち込んでいたのですが、その後再会して結婚したんです。スゴくないですか?

 これは私も行くしかない。石神神社に着いたら「どうしても作家になりたい。ベストセラーを出せるように作家で活躍させてください」と心からお願いしました。すると、1週間後に出版のオファーがきたんです!!

――百発百中じゃないですか!!

原田 うーん。たまたまなので叶ってない人もいるかもしれないですが、私の周りでは夢が叶っていますね。

 他にも、縁切り神社といわれている京都市の安井金比羅宮でも不思議な体験をしました。

 高校生の頃、知り合いの男の子と行って、岩をくぐる縁切りの儀式をしたんです。そうしたら、その日の夜に携帯代が高すぎて、お母さんに携帯電話を折られました。その人とは本当に縁が切れましたね(笑)

また、京都には文芸の神様が祀られている梨木神社(なしのきじんじゃ)があるんです。そこで京都本大賞をお願いしたら、受賞できました。ほかには東京では愛宕神社(あたごじんじゃ)、京都の天津神社がオススメです。ここは格言みたいなおみくじが出てきます! パワースポットは巡るほどではないんですが、節目節目に神頼みはしています。

■原田まりるが選ぶ最高に胸に響く哲学者の格言

――本書の中で特に原田さんが気に入った格言はありましたか?

原田 選ぶならこの3つですね。

11月2日の「悲しみというものは毒のようなものだ。毒を好むことはできるが、それで気分がよくなることはない」(アラン)

2月8日の「われわれは他人に似せるため、厳しい自己放棄によって自身の四分の三を捨てなくてはならない」(ショーペンハウエル)

4月21日の「人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を、容赦なく傷つけるものである」(マキャベリ)

――厳しめなセレクトですね。

原田 確かに毒もありますが、読んでみると納得するんですよね。また、このパスカルの言葉も自分の中で「たしかにある」と思えるんです。

 7月3日の「すべての人は、幸福になることをさがし求めている。それには例外がない」(パスカル)ですね。

 普通に生活をしていて「なんでそんなことすんねん!」と思うような行動を他人にされ、理解できないときってありますよね。でも、そんな時にパスカルの言葉を思い出して、私にとっては理解できなくても、その人の中では、それが“幸福”な行動なんだと思うと、他者の理解に役立ちます。普段他人に対してあまり怒ったりしない方ですが、より寛容度がアップしましたね!(笑)

――おっしゃっていたように哲学には毒の部分も大いに含まれていると思います。哲学を知らしめていくことに怖さはないですか?

原田 ある哲学書を読んだことで結果的に自殺してしまった人もいます。哲学にそういった危険があるのは確かですが、冷静になって考えてみれば、哲学書を読んで死んだ人の数と『頭文字D』を読んで死んだ人の数なら、『頭文字D』の方が多いと思うんです(笑)

 哲学書を読んだから、幸福・不幸になったではなく、哲学者の言葉を自分なりに噛み締めて、その上で自分の行動を決めるしかないんです。

――ほかのインタビューで哲学を学び始めたきっかけとして、「タウマゼイン」(哲学用語。古典ギリシャ語で「はっ」とするような驚嘆の意)があったとおっしゃっていましたが?

原田 初めて哲学の本を読んだとき、自分の頭の中にある曖昧で、整理ができていないことが、キレイに文章にまとめられていると思いました。だから哲学書は「なるほど、こういうことか」の連続でした。

 最近は街を歩いていたりしても、常に発見や驚きがありますね。私のタウマゼインは、ひらめきというより、カテゴライズのどのパターンにハマるかを見つけて、「なるほど」と思うことかもしれません。

――昔から今までずっと哲学がお好きなのはどんな理由があるんですか?

原田 私、哲学に呪われているんじゃないかと(笑)。 一体なにに突き動かれているのかわからないときがありますけど、「愛とは知の極点である」という西田幾多郎(日本の哲学者)の言葉が当てはまります。哲学を愛しているからもっと知りたいんですかね(笑)

――ちなみに今注目の哲学者はいらっしゃいますか?

原田 英米系の哲学者は“くる”んじゃないかと思っていて。今後はJ・スチュアート・ミル(19世紀イギリスの哲学者。著書『自由論』)とバートランド・ラッセル(20世紀イギリスの哲学者。著書『幸福論』『哲学入門』)が一般化しそうな気がします。実際にNHKの『100分 de 名著』にもラッセルは取り上げられました。

 ラッセルとミルの哲学は、現代が抱える問いに合っているんです。例えば、ラッセルは講演会が嫌いで、会の前には病気になりたいと思っていたほどでした。でも、「失敗しても宇宙の法則は何ひとつ変わらない」と思うことで緊張を解いたそうです。ビジネスパーソンにハマりそうじゃないですか。

 ミルの著書はまさにダイバーシティ的なことを予測しているので、今の時代にピッタリです。

 ほかには、ニーチェが片思いしていたルー・ザロメという女流作家が個人的に好きです。当時は「ミューズ」という知やインスピレーションをくすぐる女性を囲むサロン文化があったので、ミューズとなった女性が描く文章も面白いですね。

――最後に原田さんにとって哲学とはどのようなものですか?

原田 みなさんどんな未来があるか、ある程度予測しながら生きていっていると思います。でも、人生は想像していなかったことや理不尽なことの方が明らかに多いんですよ。

 そんなときに、理不尽を嘆くのは簡単。でも、嘆いたところで結局は自己責任なんですね。だから、そんなときの“心のお守り”が私にとっての哲学といえますね。

 本書を読み通して、筆者が気に入った言葉は、8月28日の「旅において出会うのはつねに自分自身である」(三木清)と1月10日の「選ばなくてもやはり選んでいるのだ」(サルトル)だった。人生に思い悩むときはたくさんある。だが、すべては自分自身が選び取った結果の積み重ねでしかない。

 しかしながら、悩んだときに、ある選択肢を後押ししてくれるような哲学があれば、人生は豊かなものになるだろう。そんなあなたの人生にそっと寄り添う“お守り”として本書を手にとってみるのはいかがだろうか。
(文・写真=松本祐貴)

あわせて読みたい

TOCANAの記事をもっと見る 2018年2月25日のびっくり記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

びっくりニュースアクセスランキング

びっくりランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

世界のびっくり事件や仰天する出来事などついつい気になる情報をお届け中。