【神秘】メキシコ水中洞窟でマヤの神殿など200以上の遺物が発見される! 1万年前の巨大生物の骨も!

【神秘】メキシコ水中洞窟でマヤの神殿など200以上の遺物が発見される! 1万年前の巨大生物の骨も!

 メキシコ・ユカタン半島の水中洞窟を調査研究する「大マヤ帯水層プロジェクト(GAM)」が、世界最大の水中洞窟「サック・アクトゥン」に大量の考古学的遺物が眠っていることを明らかにした。水に沈んだ巨大洞窟には人骨やマヤ文明の遺物をはじめ、氷河期に生息していた古代のゾウや大型ナマケモノの骨なども見つかったという。「National Geographic」をはじめ、多くのマスメディアが驚きをもって報じている。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/02/post_16085_entry.html】


■世界で最も重要な遺跡の一つ

 2017年3月からのGAMの調査により、サック・アクトゥンが世界最大の水中洞窟だと明らかになったのは今年1月のことだ。この洞窟は近隣の「ドス・オホス」というやはり巨大な水中洞窟とつながっており、その全長は346キロメートルにも及ぶという。ユカタン半島にはセノーテと呼ばれる地下鍾乳洞につながっている天然の陥没井戸があちこちにあるのだが、この洞窟も250個ものセノーテとつながっているという。

 洞窟からこれまでに見つかった遺物は200以上。GAMのディレクターでメキシコ国立人類学研究所の研究者である水中考古学者ギレルモ・デ・アンダ氏は「世界で最も重要な水中考古学遺跡の一つ」だと断言している。

■水底に沈む遺物

 現在は水没しているサック・アクトゥンだが、その水位は時代とともに変化していたようだ。調査では洞窟に眠る多くの考古学的遺物も発見されているが、その中で最も古いのはおよそ1万5千年前の大型ナマケモノや古代のゾウなど古代の動物の骨が発見されている。水没以前、洞窟は水源として多くの動物たちや人間に利用されていたのかもしれない。

 洞窟では少なくとも9000年前の人間の頭蓋骨や焼けた骨も発見されている。現在考えられているよりも古い時代から、この近辺に交易ルートがあった証ではないかという。洞窟からは紀元前1万~4000年のものと見られる先土器時代の遺物が、これまでに60ほど見つかっているそうだ。

 その後洞窟は一旦水没したようだが、8世紀前後に再び水位が下がったらしい。西暦900~1200年頃のものと見られるマヤ文明の遺物がこれまでに140ほど見つかっている。この地域では8~10世紀頃に大規模な干ばつがしばしば起きていたことが知られており、この時期に洞窟が現れたこととも関係しているかもしれない。

 地中奥深くだけでなく、地上のジャングルでも興味深いものが見つかっている。洞窟とつながるセノーテのからは、地下の泉につながる階段と神殿の遺跡も発見されているのだ。セノーテは大河のないこの付近では貴重な水源であっただけでなく、宗教的にも重要な場所だった。洞窟からはこの時代に沈んだと思しき、戦争や商業を象った像の一部や人骨、遺体を詰めて投げ込んだと見られる甕などが発見されている。

 洞窟の調査は現在も続いているが、水中の調査は当然のことだが難しい。また、環境汚染が貴重な遺物に影響を与えることも懸念されている。さらに、セノーテや地下鍾乳洞は近年でダイビングスポットとしても人気を博しており、洞窟が荒らされる可能性も懸念されている。

 神秘と謎と古代のロマンの眠る水中洞窟。続報にも期待したい。
(編集部)
※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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