【衝撃】愛する人を失った直後は死亡率が41%も激増! 傷心は本当に心臓に悪い=米研究

【衝撃】愛する人を失った直後は死亡率が41%も激増! 傷心は本当に心臓に悪い=米研究

 愛する夫や妻に先立たれた直後、後を追うように亡くなる人の話は時々聞く。愛する人を失った時、人の体内では一体何が起きるのか? 最近それを調査した論文が発表され、話題となっている。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/05/post_16831_entry.html】

■傷心のあまり死ぬ

 科学メディア「Science Alert」(今月5日付)によると、配偶者の死亡から3カ月間の男女は心疾患や死亡のリスク要因が上昇しており、「傷心のあまり死ぬ」可能性が高まることが示されたという。配偶者を失った人々は血液中の炎症性サイトカイン(発熱など炎症反応を引き起こす物質)のレベルが上昇し、HRV(心拍変動性、低いほど病気の可能性があるとされる)も低くなっていた。これらは死亡を含む心臓の不調を示している。

「配偶者を亡くして6ヵ月以内の夫や妻の死亡率は41%上昇することが知られています」

 そう語るのはこの調査を行った米ライス大学の心理学者クリス・ファグンデス氏だ。しかも上昇した死亡率のうち、53%は心疾患に関わるものだと指摘する。そして今回の調査では、実際に配偶者を失ったばかりの人々の体内で心疾患のリスク要因が高まっていることが判明した。

 調査の結果をより詳しく見ると、配偶者を亡くして3カ月以内の人々は、そうでない人々に比べてHRVが47%低下し、サイトカインの一種であるTNF-αは7%、IL-6も5%高くなっていたという。また、配偶者を失ったばかりの人は抑うつ傾向も20%高くなっていたそうだ。

 研究参加者32人の年齢は51~81(平均67.87)歳で、うち男性が22%、女性は78%だった。性別や年齢、体重や健康に関する行動について考慮しても、結果は同じだという。結果は学術誌「Psychoneuroendocrinology」の7月号に掲載予定だ。

 この研究は愛する人を失い悲嘆にくれた人々の生物学的メカニズムに光を当てたもので、リスクの軽減や予防につながるだけでなく、いずれは薬物での治療も可能かもしれないという。「全ての遺族が心臓疾患のリスクを抱えるわけではありませんが、リスクの存在を指摘することが重要なのです」とファングンデス氏は語る。

「heart break」や「傷心」とはよく言ったもので、愛する者を失った時、人は実際に心臓を痛めつけられているようだ。誰かが亡くなった時はその遺族の心臓も気遣うべきなのだろう。

(編集部)

※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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