【必読】無人島に25年以上暮らす「全裸おじさん」に突撃取材! 立ち退きのピンチも…孤独の中で究めた人生哲学とは?

【必読】無人島に25年以上暮らす「全裸おじさん」に突撃取材! 立ち退きのピンチも…孤独の中で究めた人生哲学とは?
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 もうかれこれ25年以上、沖縄県・西表島の北にある無人島・外離島(そとばなりじま)で暮らしてきた『西表島のターザン』こと長崎真砂弓さん(81)が人生最大のピンチに見舞われている。一昨年、“安住の地”としていた外離島を追われ、現在、生活をしている場所からも出て行くように求められている。

 外離島を追われるきっかけとなったのは、フジテレビの番組『めちゃ×2イケてるッ!』に出たことだ。普段からフルチンの全裸姿で生活をしている長崎さんは、テレビ番組に出たり、マスコミの取材を受けたりしてきたが、今回はそれが仇となってしまった。これによって大勢の観光客が押し寄せるようになり、さらに取材のオファーがくるようになった。その結果、「のんびり観光地」となっていた西表島は、一転してお祭り騒ぎとなり、土地の所有者から「出て行って欲しい!」と言われてしまったのだ。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/05/post_16841_entry.html】

 外離島を離れてからは、西表島の北部にある「モクタンの浜」というところで暮らしている。ここは、外離島からは3~4キロくらい南西に位置している。集落もなければ、人も住んでいない。しかし、ツイてないときは、運も味方にはなってはくれない。「モクタンの浜」は、国有林であるために林野庁の職員から立ち退きを迫られているのだ。一体、どうしたらいいのだろうか……。

「『めちゃ×2イケてるッ!』に出てからというもの、外離島は観光地になってしまいましたね。ダイビングやシュノーケリング、カヌーに行く人たちが物見遊山で長崎さんに会いに行くようになってしまったんです。もちろん、ごく普通の観光客もです。今から5~6年前までは、彼を訪ねて行くような人は少なかったのですが、あのテレビに出てからは、みんなが行くようになりました。長崎さんも有名人になりましたね。民宿のおじいも船で連れて行ったり、ダイビング船が寄るようになったりしたんですよ……。一番いけなかったのは、そうした訪問客が全裸になって長崎さんと記念写真を撮って、ネットにあげたことです。土地の所有者も、『こればかりは放っておけない!』ということになったんです……」(地元で暮らす50代の男性)

 長崎さんの”収入源”となっているのは、4歳年上の姉だ。月1回、福岡県にいる姉から現金1万円が送られてくる。これですべてをまかなっている。もちろん、魚は目の前の海で獲ることができる。タケノコが採れる季節はそれをとったり、ニガナ(沖縄特産の野菜)やモズクなどをとったりしていた。カツカツの暮らしではあったが、それでも何とかやっていくことができた。今から10年くらい前、長崎さんは、このように話していた。

「2年くらい前から平和ということを考え始めたんだ。ここにいると平和だよ~。争いの元になっているのは、資本主義と宗教だね。でも、平和ということを考えると、釣りをすることさえもはばかれるよ。魚を釣るということは、魚の社会を乱すことにも繋がるからねぇ……。『もったいない』という言葉が流行っているけど、日本という国は、大量の残飯を出しているよね。これだけの残飯があったら、貧困にあえいでいる国々を救うことが出来るよ!!」

「ここは平和だよ~。誰に邪魔されることもない。日本人がダメになったのは、汚いものにフタをするようになったからなんだ。その反面、目に見えないものには弱い。O-157くらいで大騒ぎをしていたんだからね(笑)」

 その頃は、まだ長崎さんにもゆとりがあった。午前中に島に行くと夕方まで色々な話をしてくれた。フルチン姿をカメラに収められることを気にすることもなく、頭に白いタオルを巻いてポーズを作ってくれたこともあった。女性が来るとからかったりもしていた。それでも、天気のことに話が及ぶと、とっさに目つきが変わった。

「自然というものは、本当に怖いよ。一番怖いのは台風。テントも何もみんな飛ばされてしまうんだ。NHKのラジオで流れる気象情報は必ず聞いているよ。生活は、すべて天気次第だからね。台湾の天気が1日後にこっちの天気になるんだ。聞き逃すわけにはいかないよ。人間は、自然をコントロールができない。自分の生活を自然に合わせることができなければ死んでしまうんだ!!」

 長崎さんは、福岡県の出身だ。若い頃はカメラマンをやっていた。西表島に来てからは、製糖工場などで働いていたが、人間関係が苦手だったこともあって外離島で生活を始めた。最初は、小さなテントを張り、そこで雨露をしのぎ、雨水を蓄えて飲み水としていた。数年前には、有志の人たちが木造で小さな小屋を建てている。小さなボートを持っているので、肉や野菜、米、日用品などが必要なときは、それに乗って西表島にあるスーパーに買い出しに行っていた。そのようなときは、服を着る。

「まだそんなに騒がれていなかった頃は、ダイビングに行く人たちや観光客が生活用品や食料、おみやげを持っていったりしていましたね。長崎さんにとって一番いい時代だったかも知れません。そんなこともあって、月1万円でも結構やっていけていたようですが、有名になりすぎてしまいましたよね。今住んでいるところ(「モクタンの浜」)も出て行くように言われているみたいですから可哀想です。島でもどこか住めるようなところがあればいいのでしょうけど、タダでテントを張れるようなところはないですよね……。単に追い出すのではなくて、ちゃんと生活ができる土地を見つけてあげないといけないですよね」(地元で暮らす50代の女性)

 20年以上も前、西表島には、テントを張って暮らしていた人がかなりいたという。しかし、孤独な生活に耐えられずに、気が狂ったり、病気になったりしたという。これまで長崎さんが一人でやってこられたのは、人並み外れた精神力と探求心があったからだろう。先の女性が話すように、たったひとりの老人のために“安住の地”を見つけてあげることができなければ、日本という国は、もうオシマイだろう。
(写真・文:酒井透)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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