500匹以上の連続殺“猫”鬼が出現中! 猫を“切り刻んで”殺害しまくる「M25シリアル・キャット・キラー」の謎!=英

500匹以上の連続殺“猫”鬼が出現中! 猫を“切り刻んで”殺害しまくる「M25シリアル・キャット・キラー」の謎!=英
拡大する(全1枚)

 英国ロンドン南東部のブロムリーにあるドラムビート校は、3歳から19歳の自閉症と診断された生徒を教える特別教育校である。6月12日、そのドラムビート校の校庭で、教師が猫の首を発見した。教師たちは生徒がこの残虐な光景を見ないよう、登校前に猫の首を校庭から動かした。しかしこの残虐行為が、悪名高い「M25キャットキラー」によるものかもしれないという恐怖は、ブロムリー地域を素早く駆け巡った。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/08/post_17851_entry.html】

■「クロイドン・キャット・キラー」から「M25キャットキラー」へ

 その後、校長が監視カメラを調べたところ、猫の首はキツネによって校庭に持ち込まれたことがわかった。しかし、猫の死体の傷の状態や手口から、猫は「M25キャットキラー」によって殺されたと考えられている。

 2014年、ロンドン南部に位置するクロイドンでは猫や小動物の虐殺死体の発見が相次ぎ、犯人は「クロイドン・キャット・キラー」と名付けられた。

 その後、犯人は行動範囲を広げ、ロンドン周囲をつなぐ高速道路「M25」周辺で、ペットや小動物を虐殺し続けている(そのため、「M25キャットキラー」と呼ばれるようになった)。この動物虐待犯は2014年以来、300匹~600匹の猫、キツネ、ウサギ、リス、および1頭のシカを殺戮している。

■捜索

 地方警察は当初、これらの猫はキツネや犬によってかみ殺されたと考えていた。しかし、10匹もの猫が同日、同地域で首を切られて発見された時には、これを一大事と見て獣医が検死を行った。その結果、これらの猫全てが人為的に首、足、しっぽを切り取られていることがわかり、警察が捜査に乗り出した。

 その後も増え続ける猫の失踪と虐殺に、ついにロンドン警視庁は2015年12月に、「オペレーション・タカヘ」と名付けたチームを組み、犯人逮捕に乗り出した。この作戦には、サウスノーウッド・アニマル・レスキューと動物愛護団体「SNARL」のスタッフも加わっている。

 ロンドン警視庁と各動物愛護団体は、最近の猫殺害リストを公開したが、彼らによると現在、捜査範囲は徐々に狭まってきている。このリストでは6月3日から6月17日の2週間の間に、16匹の猫が行方不明、または殺されている。これを見ると犯人は場所を変えて連日、1~2匹の猫を殺している。

 捜査に加わる「SNARL」のボウディカ・ライジング氏は、「犯人の動きを公表することで、これらの場所に、同僚、友人、家族など身近な不審者を知っている人がいるかもしれません」と話す。

 ライジング氏は、ドラムビート校で発見された猫の首について、調査に追加する必要があると述べ、同一犯の仕業だった場合、過去2週間で殺された猫は17匹になると言う。

 ロンドン警視庁の調べでは、犯人は鶏肉を使って猫をおびき寄せ、こん棒状のもので撲殺している。そして、死体の血液を凝固させるために少なくとも30分間待ち、なたやガーデン用のはさみを使い、脚、尾、そして頭を切り取って記念に持ち去っていると言う。

 現場には血痕が残っておらず、警察は犯人が猫の死体をどこかに持ち去り、切り刻んだ後に付近に放置したと考えている。

 地域の人々3万人は、殺された猫たちの検死を要求し、DNA解析を行う嘆願書に署名をした。しかし、現在まではヒトのDNAは回収されていない。犯人は猫に引っかれるのを防ぐために、防護服や手袋を着用していた可能性があると考えられる。

■犯人像

 英国ノッティンガム市にあるノッティンガム大学で犯罪心理学を教えるヴィンス・イーガン准教授は、人間に危害を加えるなどの反社会的行動の1つのパターンには、動物虐待が含まれていると話す。

 殺人犯の捜索を指揮しているアンディ・コリン刑事は、次のように語る。

「私たちが懸念しているのは、ある段階でこの犯人が虐待の対象を女性、女の子、老人に変えるのではないかという事です」(アンディ・コリン刑事)

 昨年の8月、ロンドン警視庁はサリー州のケーターハムで不審な行動をする男を「重要容疑者」として詳細を発表した。容疑者は40代の男性で短い茶色の髪に黒い服、顔に目立つニキビの瘢痕があり、ヘッドランプを頭に着けるか、または懐中電灯を持っているという。

 犯人逮捕に導く情報を警察に提供した者には、150万円の賞金が与えられる。

 2014年から猫の虐殺が始まったとすると、犯人は4年以上も誰にも見つからずに夜な夜な犯行を繰り返しているわけだ。殺された猫は300匹とも600匹とも言われるが、その狂気の矛先が人間に向くことも十分にあるのではないだろうか。ロンドン警視庁が乗り出した割には、捜査の進展が遅いような気もするが、一刻も早く卑劣な動物虐待犯が逮捕されることを祈る。
(文=三橋ココ)

イメージ画像:「Thinkstock」より

編集部おすすめ

当時の記事を読む

TOCANAの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

びっくりニュースランキング

びっくりランキングをもっと見る
お買いものリンク