絶滅した「マンモスの毛」で作った111万円のニット帽が衝撃的に素朴!製作者「チクチクしてマッサージ効果もある」=ロシア

絶滅した「マンモスの毛」で作った111万円のニット帽が衝撃的に素朴!製作者「チクチクしてマッサージ効果もある」=ロシア
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 帽子はファッションアイテムの1つとして欠かせない存在だ。老若男女に愛される帽子は頭部を寒さから守り、心地よい物でなくてはならないはずだが、8月10日付の「Daily Mail」で報じられた帽子はちょっと違うらしいのだ。


■世界で唯一、ここだけで作られる超・高級ニット帽とは!?

 品質が良く低価格な物や、値は張るが素材や手触りが最高だと思える品物はそれぞれに素晴らしさがある。ではこのうえなく高価格なのに肌触りが“微妙”なニット帽があったら皆さんは購入されるだろうか。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2018/09/post_18040_entry.html】

 世界で唯一、ロシアで作られたニット帽が1万ドル(約111万円)で発売が決まった。そして原材料が聞いてビックリなマンモスの毛なのだそうだ。

 ロシア連邦に属するサハ共和国の首都、ヤク―ツク出身のウラジミール・アンソモフさん(44歳)は氷河期に絶命し、シベリアの永久凍土に埋まっていたマンモスの毛から帽子を作ったその人だ。

 サハ共和国北部に位置するユースト・ヤンキー地区内の村にあるケナガマンモスの集団墓地で氷の中からその毛を掘り出した彼の叔父から“金が必要だ”と言われ、ビニール袋いっぱいのマンモスの毛を買ったアンモソフさんだったが袋を眺めてどうしたものかと考えた結果、ニット帽を作ろうと思いついたのだという。

 アンモソフさんの出身地・ヤクーツクでは馬の毛を使って作られた丸いニット帽が伝統工芸品だそうだが、彼はここからマンモスの毛を使ってニット帽を作るというアイデアにたどり着いたのだ。

 この話を聞いてヤクーツクにあるマンモス博物館の責任者であるセミオン・グリゴリエフ氏はこの毛が絶滅したマンモスのものであると確認した上で、地元紙「シベリアンタイムス」の取材に対し「今までかぶった帽子の中で最もチクチクする帽子です。ケナガマンモスの毛はバイソンなど他の動物と違ってとても硬くゴワゴワしているのです。これをかぶるとまるで頭をマッサージされているように感じますね」と話している。

 また同国のメギノーカンガルースキー地区出身で、前述の馬の毛で帽子を作っているマリア・キムさんは「ケナガマンモスの帽子をかぶった人たちは“頭皮に受けるマッサージ効果で血圧の上昇を抑えたり頭痛を治してくれる”と言っている」とシベリアンタイムスに語っている。医学的に検証されてはいないが、刺激を心地よいと感じる人もいるようだ。


■ケナガマンモスってどんなマンモス?

 日本でマンモスと言えば大半はこの種を指すほどマンモス属の代表格的な存在のケナガマンモスだが、シベリアと北米大陸に生息し、その多くは約1万年前に絶滅したといわれている。

 その後もシベリアやアラスカから次々と姿を消し、ロシアのウランゲリ島の最後の個体群が約4千年前に息絶えたことで地球上から消滅した。その姿は雄が約体長約3.5メートル、美しい曲線を描く牙は長い物で5メートルを誇り、体毛は腹部辺りで1メートルあった。マンモスは消滅してしまったが、現存する象とは99.4%という確率で遺伝子を共有しているという調査結果が出ている。

 現在、大手のネット通販サイトにはアンモソフさん考案のニット帽は出品されていないがもしかしたら脚光を浴びる日が来るかもしれない。そして臭いが心配な方は安心してほしい。マンモスの毛を保証した博物館の責任者、グリゴリエフ氏曰く「完全に無臭です」とのことだ。

 いったい、どんな人が買うのか興味津々なので続報が出ないかとついシベリアンタイムスをチェックしてしまう筆者である。
(文=清水ミロ)


※イメージ画像は、「Thinkstock」より

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