ペット販売の“ドス黒い闇”を捉えた「激ヤバ証拠写真」を大量入手! 動物虐待バレバレの様子に怒り… もはや犬猫を飼うことは悪!

ペット販売の“ドス黒い闇”を捉えた「激ヤバ証拠写真」を大量入手! 動物虐待バレバレの様子に怒り… もはや犬猫を飼うことは悪!

 今年、「動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)」が5年ぶりに改正されることが期待されている。過去数回の改正を経て、少しずつ時代の要請に応じた形へと変化を遂げてきた同法だが、それでも虐待などの残虐行為によって犠牲となる動物が後を絶たない。一刻も早く、同法違反のさらなる厳罰化と、動物が「モノとしてではなく命として扱われる」社会を実現すべく、数々の団体が動き始めている。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2018/10/post_18539_entry.html】

 そのような中、筆者は動物愛護団体「LIA(Life Investigation Agency)」のヤブキレン代表にインタビューを敢行、同団体が訴え続ける“ペット繁殖業者の闇”について徹底取材した。LIAは日本で唯一、動物虐待現場に潜入調査を行っている団体で、代表を務めるヤブキレン氏は、かつて俳優・モデルとしても活動していたという異色の経歴の持ち主。前編では、ペットの繁殖業者の背後に暴力団の存在があるケース、そこでペットたちが極めて悲惨な扱いを受けていることが暴露された。

 しかし、休日にイベント会場などで行われているペットの“移動販売”も、その裏で筆舌に尽くしがたいほど残酷極まりない行為が横行しているという――。


■深い闇が何層にも重なる、恐ろしい構造

――まずは、ペットの移動販売業者について基本的なことを教えてください。

ヤブキレン  全国各地の催し物会場などで不定期に行われている『○○フェア』『○○フェスタ』『○○カーニバル』などと名のついたペット販売イベントを開催しているのが、移動販売業者です」

――移動販売業者は、ペットオークション(前編を参照)で売れ残った動物たちを全て引き取っているのですか?

ヤブキレン  ペットオークションの運営側は、競で落札されずに売れ残った動物たちの処分に困っています。たとえば、埼玉県で行われる大型のペットオークション会場では、1回で約1000匹もの犬猫が取引されます。そのオークションが、毎週2回開催されるのです。つまり、1週間で約2000匹が取り引きされる訳ですが、値が付かない個体が必ず出ます。5年前に動物愛護法が改正される前までは、保健所や動物愛護センターが業者から引き取ることも行っていましたが、改正されてからは業者からの引き取りを拒否できるようになったため、売れない動物たちの行き場がなくなってしまったのです。

 そういう背景もあり、オークション会場で売れ残りを引き取ってくれる業者がいると、運営側はとても助かります。しかし、もちろん売れ残った個体の全てを移動販売業者が引き取っていくわけではありません。結果、オークションで売れ残り、移動販売業者も引き取らなかった子たちが(さらに悪質な)“闇市”に流れたり……。しかも最近は、そのような個体を(金にしようと)引き取る、裏の顔を持った動物愛護団体もあり憂慮すべき事態です。

――深い闇が何層にも重なる、恐ろしい構造が垣間見える話です。では、移動販売業者の多くが売れ残った動物を引き取って、各会場を転々としながら販売イベントを実施する理由は何ですか?

ヤブキレン  販売イベントには、地元で店舗を持っている業者はほとんど参加しません。どこか他の地域から、イベント用に動物たちを連れて来ては売りさばき、また次の会場へと移動して……と繰り返すのです。そのメリットは、先述のペットオークションで売れ残り、ダダ同然で仕入れた個体を高値で販売できること、それに尽きます。

 オークションで売れ残った個体には、伝染病に感染している子も含まれていますが、もし地元に実店舗を持っている業者が病気の子を(そうと知りながら)販売した場合、大きなトラブルになりますよね。しかし、移動販売の業者から購入した場合、まず不測の事態でも電話かメールでしか業者と連絡が取れません。そして連絡が取れても、「交換しますから送ってください」となる。それを聞いた購入者は「送り返しても死んでしまうかもしれないし、殺されてしまうかもしれない」と考えますし、すでに情も移っているため、自分でどうにかしようと病院に連れて行く。しかし、それでも死亡してしまった――そんな相談が後を絶ちません。

 つまり、移動販売業者にしてみれば、売れ残りをタダ同然で仕入れて高額で売り払い、アフターケアもしなくて済むわけです。この構造に目を付ける心ない業者がいてもまったく不思議ではないでしょう。とにかく移動販売業者の動物の扱いは酷いことが多く、どう見ても未熟です。それに、生後1カ月未満と思われる子どもを平気で販売したり、トラックの長距離移動中に死なせたり、病気のペットをそのまま放置したりする事もあります。


■動物愛護の究極アンサー

――怒りがこみ上げてくる話です。では、移動販売から購入せず、しっかりとしたペットショップから購入することが重要なのですか?

ヤブキレン  違います。移動販売であれ、店舗がある地元のペットショップであれ、(供給元となっている)繁殖業者がやっている事はみんな同じなのです(前編を参照)。「ブリーディングスタンダード」に合わない個体や、繁殖出来なくなった個体、生まれながらに障害があった個体などは、ほとんどが闇で殺されています。

 みなさんよくご存知の行政による殺処分は“表の殺害”ですが、表に出ない裏側では、さらに多くの個体が無慈悲に殺されています。動物を「売買する」という社会である限り、この現実はずっと続きます。ですから、動物をどうしても飼いたいという方は、最寄りの保健所や動物愛護センターなどに行き、殺処分を待つ身となってしまっている子を保護して飼育してください。そして、行政による殺処分がゼロになったら、もう保護すべき対象がなくなったわけですから、

 動 物 を 飼 い た い と い う 欲 を 捨 て て く だ さ い !!

 飼いたいという人がいる限り、“裏の殺害”は永遠に無くならず、不幸な動物が増え続けるのです。

■全ては人間のエゴが招いた! 人間支配の構造に終焉を

――ペット業界の裏側は、なんとも残酷極まりないものですね。そのような現場に、代表自ら潜入調査するLIAは類い稀な勇気と行動力ある団体だと思います。ヤブキさんがLIAを立ち上げたキッカケを教えてください。

ヤブキレン  動物愛護団体や環境保護団体は実にたくさん存在しますが、動物に対する犯罪や自然環境を破壊する犯罪行為をしっかりと調査して摘発する団体が日本にはありませんでしたから、友人と2人で立ち上げることにしました。

 立派な動物愛護団体も多いのですが、業者から金をもらって売れ残った動物を引き取ったり、里親募集のペットを無料譲渡でなく有料で販売している動物愛護団体もいます。そのような現状を社会に発信するとともに、動物たちにごく普通の一生を送ってほしいと思って活動を続けています。

――素晴らしいですね。最後に読者へのメッセージをお願いできますか?

ヤブキレン  先程もお伝えしましたが、

 ど う か 動 物 を 飼 わ な い で く だ さ い !!

 ペットを飼いたいという人間のエゴがあるからこそ、繁殖業者たちの金儲けビジネスが生まれるのです。殺処分されそうな子たち全てに里親が見つかり、寿命をまっとうした後は、もうそれ以上、不幸な扱いを受ける動物がいなくなって欲しい。殺処分がゼロになったら、次は動物を飼わない世の中にならなくてはいけません。

 人間が動物を飼うことによって不幸になる個体が生まれるのはもちろん、自然界の生態系も崩れてしまいます。野生の動物を人間の都合でブリーディングし、ペット化して、再び飼育放棄によって自然界に放つ――これでは食物連鎖のバランスも崩れます。

 例えば、イヌとともにペットの代表とされるネコにしても、古来より日本に存在したのはイリオモテヤマネコとツシマヤマネコで、その他のあらゆるネコは外来種なのです。それに、ネコは肉食ですから、ペットとして飼育するにはニワトリやマグロなど、さまざまな動物をエサとして殺す事になります。マグロは今、人間による乱獲で絶滅が心配され始めている中で、ネコに与えるために絶滅の危険が増すなど、絶対にあってはならない事です。たとえ野良ネコでも、各地域のカヤネズミやアマガエルやセミなどを食べてしまいますし、沖縄県では絶滅危惧種のヤンバルクイナ、鹿児島県の奄美大島でも絶滅危惧種のアマミノクロウサギが食べられてしまう例が後を絶ちません。

 そして、これらは全て人間の「動物を飼育したい」という欲が引き起こしたことであり、決して自然の中で生きようと捕食するネコが悪い訳ではありません。このような矛盾にまみれた人間支配の構造は終わりにしなければなりません。どうか、動物を、飼わないでください。

――ありがとうございました。

 ヤブキレン氏が主張するように、もはや「ペット」という概念自体が人間のエゴなのかもしれない。野生動物が人間の好みに品種改良され、要らなくなれは捨てられる――。動物愛護法が確実に年内に改正され、人間のエゴの犠牲になる動物がなくなり、両者が共生できる社会に向けての大きな前進になることを切に願う。
(取材・文=深月ユリア)

※オークションで売れ残り、移動販売業者に引き取られたイヌ

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