2018年に解明した科学的な新事実10がヤバい! 人間とヒツジのハイブリッド、空からウイルス、地底生物…!

2018年に解明した科学的な新事実10がヤバい! 人間とヒツジのハイブリッド、空からウイルス、地底生物…!

 2018年ももうすぐ終わり。今年も様々な科学的な新発見があり、その一部はトカナでもお伝えしてきた。科学ニュースメディア「Science Alert」(12月24日付)では、今年明らかとなった新事実を紹介している。今年一年で一体どんな新発見があったのか? そのいくつかを振り返ってみよう。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2018/12/post_19248_entry.html】


1. 猛禽類は山火事を広げる

 今年は熱波で世界各地で大規模な山火事が報告された。そんな中、オーストラリアではトビやハヤブサといった猛禽類が故意に火を広げているという驚くべき事実が報告された。鳥たちは火のついた枝を拾って、火のない場所に落としているというのだ。なんとも信じがたい話だが、先住民の間では古くから語り継がれていることなのだという。


2. ミトコンドリアは父系遺伝する

 今年11月、生物学の常識を覆すような衝撃的な論文が発表された。我々の細胞内にあるミトコンドリアは母親から子供へと伝わるのだが、父親のミトコンドリアDNAを一部受け継いだ少年が見つかったのだ。人間でこのような現象が発見されたのは世界初であったが、研究によると、実はそれほど珍しいことではない可能性も示されたという。まさに教科書を書き換える大発見である。


3. 空から大量のウイルスが降り注いでいる

 空には想像を絶するほどの大量の微生物が浮遊しており、雨とともに地上に降り注いでいるという衝撃の事実が報告された。大気境界層1平方メートルあたり、なんと8億個以上のウイルスが降り注いているというから驚きだ。我々は想像以上の微生物に取り囲まれて生きているのである。


4. 細菌は死んだ仲間からDNAを釣る

 細菌は別の生物の遺伝物質を自らのDNAに組み入れる仕組みを持っているが、今年、菌体から伸びた線毛を使ってDNAを集める様子が撮影された。その様子はまるで釣りのよう。死んだ細菌からはDNAが放出され、生きた細菌はそれを集めて、例えば抗生物質耐性などを得るのである。


5. 3人の脳を接続し、考えを共有することに成功

 脳の活動を記録する脳波図と電磁石で刺激を与える経頭蓋磁気刺激法を組み合わせたブレインネット(Brain Net)を使い、脳神経学者らは3人の人間を接続し、その思考を共有させることに成功したという。接続されたチームはテトリスをプレイすることができたという。研究者らはいずれもっと多くの人々が接続できるようになると考えている。


6. 抗うつ剤は微生物の薬剤耐性を育てる

 微生物の抗生物質耐性は近年世界的に大きな問題となっているが、抗うつ剤の一種であるフルオキセチンがその問題に関与していることが明らかとなった。フルオキセチンは選択的セロトニン再取り込み阻害薬であるが、この濃度が高いほど、微生物が抗生物資を得る時間が早くなり、より高い耐性を持つようになるという。近年は下水を介してこの成分が環境中に流出しているという指摘があり、早々の対策が必要となるかもしれない。


7. 海に住む小さな生物が大きな流れを生み出している

 今年4月に発表された研究によると、小さな動物プランクトンの巨大な群れが海中で大きな水の流れを生み出している可能性があるという。動物プランクトンの円柱状の群れは、毎日海面と海底を往復しているといい、その移動によって海の中に渦やうねりを巻き起こしているというのである。現在のところ、この効果は実験室で確認されただけだが、研究者らはいずれ実際の海の中でも観察を行いたいとしている。


8. メキシコにある世界最大の水中洞窟は宝の山

 メキシコ・ユカタン半島にある世界最大の水中洞窟「サック・アクトゥン」には、大量の考古学的遺物が眠っている。今年の調査では、古代マヤ文明の遺物をはじめ、氷河期に生息していた古代のゾウや大型ナマケモノの骨といった貴重な品々が多数見つかった。


9. 地球の内部には巨大な生物圏が存在する

 我々の足元、地面の奥底にもたくさんの生命がいることが明らかとなった。今年12月に発表された研究によると、地中には「地下生物圏」と呼ぶべきほど大量の生命が息づいているといい、その広さはなんと海の2倍だというから驚きだ。世界52カ国の千人以上の科学者が参加した研究で、地中奥深くに潜む多種多様な微生物や単細胞生物が見つかっており、今後の研究成果が楽しみな分野である。


10. 人間とヒツジのハイブリット胚

 今年2月、人間とヒツジのハイブリット胚が世界で初めて作成された。ヒツジの細胞1万個につきヒトの細胞が1個程度含まれるキメラ胚で、今回は発生から28日後に破壊されたが、いずれは移植用臓器の供給元となる可能性を秘めているという。


 世界にはまだまだ多くの謎が潜んでおり、秘密のベールで覆い隠されている。来年も多くの新発見があることを期待したい。


※イメージ画像:「gettyimages」より

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