日本人の頭の形が平たいのは、やはり“母の出産”が原因なのか? 出産時に「超絶変形している」ことが最新研究で判明!

日本人の頭の形が平たいのは、やはり“母の出産”が原因なのか? 出産時に「超絶変形している」ことが最新研究で判明!

 出産は母親はもちろん、生まれてくる子供にとっても難事業だ。生まれたばかりの赤ちゃんの頭は柔らかいが、それは狭い産道を通り抜けるために頭の形を変えなければならなかったからだ。最近、分娩時に赤ちゃんの頭部がどれだけ変形するかが実際に検証され、話題となっている。

 子宮から産道を通る時、赤ちゃんの頭蓋骨は全体的に細長く変形する。だが、その詳細については不明な点が多かった。そこで、フランスのクレルモン・オーベルニュ大学の研究者らは分娩前と分娩第二期(子宮口が広がり、赤ちゃんが生まれるまで)にMRI検査を行い、赤ちゃんの様子を観察、その形状を3Dモデリングした。論文はオンラインジャーナル「PLOS ONE」に今月15日付で掲載された。

【その他の画像はコチラ→https://tocana.jp/2019/05/post_96825_entry.html】

 それによると、分娩前と分娩中では、赤ちゃんの頭部に大きな違いが確認された。分娩中の赤ちゃんは頭が明らかに細長く尖り、脳まで縮むように変形していたのである。無事生まれることがどれだけ大変なことなのかを感じさせる。

 さて、ここまで読んで、こんな感想を抱く読者もいるのではないだろうか? 「まさか、日本人をはじめ東アジア系の人々に多いとされる“絶壁頭”は、アジア女性に特有の産道の形に起因するものなのでは……?」 実際、帝王切開は自然分娩より頭の形が平たくなるという噂も妊婦の間ではまことしやかに囁かれているようだ。

 しかし今回の研究によると、不思議なことに、この変形は出生後にすぐ消えてしまうケースが多いという。この研究では7人の赤ちゃんが調べられたが、そのうち5人では出生後には変形が観察されなかったそうだ。むしろ、成長してからの頭のいびつな形は出産後の成長過程に受ける影響が大きいとのこと。仰向け寝などがその原因の一部とされているが、最近では変形予防のための赤ちゃん用枕やヘルメットなどが存在する。

 医療の発達によって大きな改善がされているが、出産は依然として母親と赤ちゃんの両方を死に追いやる可能性を持つ。人間の出産はなぜこれほどまでにハイリスクなのか? その原因は直立歩行による母親の産道の狭さや、脳の発達過程にあると考えられている。巨大な脳と直立二足歩行は人類の大きな特徴であるが、それが出産を困難にしているのはなんとも皮肉なことである。現代の日本では忘れられがちであるが、母子ともに無事の出産というのは、実に奇跡的で素晴らしいことなのだ。

※イメージ画像:「Gretty Images」

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