「2020年に恐竜は復活する」世界的古生物学者が宣言! 半分出来上がった「チキノサウルス」の衝撃的特徴とは!?

「2020年に恐竜は復活する」世界的古生物学者が宣言! 半分出来上がった「チキノサウルス」の衝撃的特徴とは!?

 2015年、世界的古生物学者ジャック・ホーナー博士は、「5年以内に恐竜を生み出すことができる」と断言した。期限が来年に迫る中、ふたたび博士の発言が話題になっている。

 ジャック・ホーナー博士は、映画『ジュラシック・パーク』の全作品を通じてテクニカルアドバイザーを務め、同作品に登場するアラン・グラント博士のモデルにもなった恐竜研究の世界的一人者だ。

 そんなホーナー博士は米誌『People』オンライン版(2015年6月16日付)で、「5年以内に恐竜を遺伝的操作により生み出すことができる」と語っていた。



 映画『ジュラシック・パーク』では、琥珀に閉じ込められた古代の蚊から恐竜のDNAを抽出し、恐竜を再生したが、今ではこの手法は廃棄されている。あまりにも長い年月によりDNAが劣化してしまっていることが近年明らかになったからだ。

 今は恐竜の遺伝子的特徴を受け継いでいるニワトリのDNAを逆行解析することで、恐竜を生み出す手法が取られている。ホーナー博士によると、“チキノサウルス”は可能であるだけでなく、半分は出来上がったも同然だというから驚きだ。なぜなら、「当然、鳥は恐竜」だからだという。

 ホーナー博士は、鳥と恐竜に共通する4つの特徴をあげている。

「恐竜は長い尻尾、腕、手を持っていましたが、進化により尻尾を失い、腕と手は翼になりました。また、ヴェロキラプトルに見られるような恐竜の突き出た鼻は、鳥のクチバシになりました」(ホーナー博士)

 ニワトリを恐竜にするにはこうした特徴を元に戻せばよい。遺伝子操作によりクチバシになるはずの部分を先祖返りさせて、恐竜の突き出た鼻のように成長させるのだ。

「基本的に我々が行っていることは、胚の中に入り込み、遺伝子マーカーを使って、特定の遺伝子がいつオンになり、いつオフになるのか特定することです。それが分かったら、どのように尻尾が成長するのか理解できるようになります。それから、尻尾に成長する遺伝子に手を加え、尻尾の成長が止まらないようにしてやるのです」(ホーナー博士)

 2015年5月には、ニワトリのクチバシを恐竜の鼻のように成長させることにハーバード大学とイエール大学の研究チームが成功している。5年以内というホーナー博士の予想が正しければ、そろそろ完成が近づいていてもおかしくないが……。

 ホーナー博士の元で学んだ進化生物学者のメアリー・シュバイツァー氏は、技術ニュースサイト「Popular Mechanics」(2018年1月20日付)で、ホーナー博士の研究には倫理的な問題があると指摘している。

「ヴェロキラプトルの頭と尻尾を持つニワトリが作れることは証明済みのことです。すごいことですね、でも残酷です。ただのムダでしかありません」(シュバイツァー氏)

 また、ニワトリの遺伝子操作で恐竜に似た生物を作っても、それは恐竜を再生したことにはならないという手厳しい批判もある。当のホーナー博士も今は、「チキノサウルスは遺伝子編集された動物に過ぎない」と批判を認めているようだ。

 チキノサウルスの研究状況ははっきりとは分からないが、積極的な研究はされていないのかもしれない。

 だが、人類に恐竜を生み出したいという欲求がある限り、完全に研究がストップすることはないだろう。トカナでも報じたように、2300年から未来人は2150年に「恐竜動物園」が開設されると語っている。今後の研究に注目していきたい。

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