
近年ではテレビでは見ないが、少し前には「超能力者が行方不明者の居場所を透視で突き止める」という内容の番組が地上波で放送されていた。本当に超能力が未解決事件の解決に利用できるのかという論争は昔から尽きないものだが、海外にて超能力者が本当にこれまで誰も発見できなかった遺体を見つけ出してしまった事例が報告された。
先日、ある男性が行方不明の娘の居場所を突き止めるよう霊能者に依頼した。依頼者の男性はリチャード・モロー、彼の娘であるキム・モローは1986年、17歳の時に忽然と姿を消した。どれだけ手を尽くしても見つからなかったため、モロー氏は霊能者に透視を依頼。しかし霊能者はなんとメイン州ポートランドから約70マイル離れたボーリング場の裏にて、本当に人骨を発見してしまったのだ。
娘の霊は霊能者との交信で何事か語りかけてきたが、その時は自分でもどこにいるのか解らない様子だったと言う。しかし「それから10分ほどして、彼女は振り返って降りてきて『あそこに骨がある』と言ってきたんです」と霊能者は語る。そして信じられないことに、前述の通り本当に人骨が見つかってしまったのだ。発見場所のボーリング場はモロー家から1ブロックほどしか離れていなかった。
遺骨は警察に引き取られたものの、残念ながらその骨は男性のものであることが判明した。
モロー氏は今回の発見について、次のように語る。
「今回の結果はある意味では残念なことです。しかし、今回の発見でこれから終結を迎える家族がいる。
愛する人を待ち続ける人々の願いは、決して消えることはないだろう。
【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】