
この記事ではGORIX(ゴリックス)の自転車用空気入れ(フロアポンプ)「GX-33P」を実際に使用した感想をレビューしていきます。安価ながら空気圧調整機能付きで、全てのバルブ形式に対応している汎用性の高さが魅力のアイテムです。
高圧空気入れ「GX-33P」の特徴
「GX-33P」は、低価格で多種多様な自転車パーツ提供しているブランド、GORIX(ゴリックス)の空気入れ。約2700円という低価格ながら本格的なフロアポンプとして利用できるアイテムです。とはいえ、「空気入れって何でも良いんじゃないの?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。そこで、まずはGX-33Pがなぜ優秀なアイテムなのかを解説していきます。

「GX-33P」の魅力とは
バルブの種類を問わず利用可能!
自転車のタイヤに空気を注入するためのバルブは、英式・米式・仏式と3種の規格が存在します。英式は主に軽快車やシティサイクル(いわゆるママチャリ)に採用されており、ロードバイクやピストバイクといった高速巡航可能なタイプには仏式が、マウンテンバイクやファットバイクといったオフロード仕様の自転車には米式が採用されることが多いです。
特に、仏式バルブのチューブはスポーツサイクルで主流なのですが、空気圧を細かく調整できるのと引き換えに、空気が抜けやすいデメリットもあります。また、街の自転車屋さんで借りられる空気入れや市販の製品が利用できないこともあります。